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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

自然農法?


今日は、久しぶりに、ピ-カンの良い天気です

一日中、ハウスで、バ-ナ-焼きでした

葉物がどんどん成長しそうです。
というか、もうとう立ちですね。
とうが立ってくると、葉で作られた栄養が、
すべてつぼみに行くようになります。
ですから、この時期のつぼみは何でも栄養たっぷりで
美味しいんですね。

山菜や、アスパラもそうです。
秋以降、作った栄養が根に蓄えられ、それが凝縮して
新芽に集中するんですね。

borokkori-01.jpg

ブロッコリ-、かなり大きくなってきました。
売っているものの半分くらいの大きさですが、
かえってこのくらいのほうが美味しいです。

この野菜(というかキャベツ類はみんな同じですが)も
農薬を多用する野菜です。
虫にやられえてしまうんですね。
自家用ですから、薬を使わずにと考えると、
定植を遅らせるしかありません。
これは自家用だからできることです。
出来てもできなくても良い、また、形や大きさは
どうでもいい、ただ美味しくなくては意味がない
と割り切れますから・・・

ですから、この時期でも、まだこの大きさなんですね。
もう少し遅いと、直径3センチほどのものしか出来ません。
このほうが、美味しいと思いますが、営業用の野菜では
商品になりません。
だから、農薬を使うんですね。

mizuna01.jpg

こちらもまたすごい

ホトケノザ(春の七草ですよ~)に埋もれた、みずなです。
いわゆる、「自然農法」というやつですね
除草する、時間がないだけなんですが

でも、みてください
この健康な葉っぱを

普通は、温度も水も与え、窒素分をたっぷりと与えます。
(有機肥料でも、化学肥料でも同じです)
そうすると根も発達しないので(根を張らなくても、栄養がもらえるので)
ひ弱に、それでいて、葉っぱだけは、べろ~っと、大きくなります。

必ず、えぐみや独特の味が出てくるんですね。
これが肥料の味です。

必要最小限の肥料、それも野菜自身が、自ら探し当てて吸収し
力強く育ったものは、野菜本来のすっきりした甘みのある
味にすることが出来ます

うちの野菜は、アスパラも含め、この考えで育てています。

こうすると、よくないことがひとつあります。
99%の農家が目指していることが不可能になってしまいます

それは「収穫量」です



by chikomomorara | 2009-02-01 21:58 | 野菜栽培