アスパラジェラ-トとソルヴェ
2009年 03月 01日
現在、アスパラの収穫は始めていますので、収穫自体は
少ないですが、続けています。
じゃあ、そのアスパラはどこへ行った
という、疑問が当然ありますよね。
細いものも多いので、主に市場出荷と、ジェラ-ト試作用に
使っています
先日、少し告知しました、あのジェラ-トです
アスパラ農家が作って、売るんだから、世界最高のものを作りたい
と思っています。
冗談ではなく、三ツ星レストランだろうが、すごいグルメだろうが
誰もが認める、今までには絶対無い、そして、おいそれとは出来ないものを
追求しています
当然、材料も最高のものを使いますので、アスパラは、ずばり、春のプレミアムを
使います
だから、春のアスパラがないと、試作もできませんでした。
今は、アスパラ自体、糖度も低いですが、それを使って、試作を重ねているわけです
イメ-ジしている味は、これっ
「なんだ、アスパラの写真じゃん
いいえ、これなんですよ
春のアスパラを収穫しているときに、アスパラが光を浴びて、透き通っているような
きらきらと輝いているような、そっごくきれいな、瞬間があります。
そして、アスパラの収穫の際には、細いものを短いうちに切り飛ばすんですね。
それをいつも、生で食べています。
短いので、すべて、穂先の部分ばかり、そう、もっともアスパラの味がする部分です。
えぐみや苦味があれば、とてもじゃないけれど、生で食べることは出来ません。
光の光景とともに、本当に透き通った、旨み、甘みが合わさった、美味しさがあります。
染み渡るっていうんでしょうか
そういった、研ぎ澄まされた、アスパラの美味しさを体験して欲しいと思っています。
春の収穫に来ていただければわかると思うんですが・・・
春のアスパラが無い夏、春が待ち遠しいクリスマスの時分でも
いつも、春のアスパラを感じて欲しい
でも、アスパラ百姓に、味が表現できるわけがありません
(アスパラパスタは、上手ですよ 笑)
また、素人が作った、ジェラ-トなんて食べたくないですよね。
それなら、アスパラそのまま、買いますよね。
じゃあ、誰が味を作るのか
何度も登場していただいている、CAINOYAの塩澤シェフに、
プロデュ-スしていただきます
「アスパラのジェラ-ト作るんだったら、プロに頼めばいいやっ」なんて
安直なものではありません
そういう気持ちでは、多分売れないでしょうし、本物は絶対出来ません。
このシェフ、味の追求というか、食に関して、「本気」なんです。
24時間、素材や料理のことばっかり考えている
私事になりますが、(記事全部、私事ですが・・・)
以前、勤めていた会社では「本気でやる子を育てる」というのがモット-
の学習塾でした。
創業者の社長からも、その大切さを教わり、事実、一介の街塾が
押しも押されもせぬ、有名塾になっています。
そのことをつぶさに、勉強させていただきました。
残念なことに、昨年、逝去されたのですが・・・(合掌)
生徒たちからも、「本気でやることの大切さ、すばらしさ」を見せていただいたんですね。
「本気で、物事に当たれば、たいていのことは叶う!」と・・・
見て下さい。あの、落合シェフですよ
その方が、「本気だ」と認めている。
店内の、柱に書いてある。
でも、オシャレですよね
私のような、百姓が出入りできる店ではありませんよ
それはともかく、私にとっては、自分で感じたことを信じるしかないです。
この方なら、絶対、この味を作ってくれる!ではなくて
一緒に作って行けると思っています。
何故なら、私と同レベルで、アスパラの味をご存知だからです。
味の表現方法や、技術を私は持っていません。
でもアスパラの味については、コレはもう、よく知っています。
その共通のベ-スが、ここ一年の交流でできたと思っています。
ともあれ、世界で最高レベルのアスパラジェラ-トとソルヴェ(シャ-ベット)
の、スタ-トを切りました
その進行状況は、明日、また
最後に、見ておいてください!
最強タッグです
ご期待ください
by chikomomorara
| 2009-03-01 10:02
| 食べること