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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

アスパラジェラ-トとソルヴェ


現在、アスパラの収穫は始めていますので、収穫自体は
少ないですが、続けています。

じゃあ、そのアスパラはどこへ行った
という、疑問が当然ありますよね。

細いものも多いので、主に市場出荷と、ジェラ-ト試作用に
使っています

先日、少し告知しました、あのジェラ-トです

アスパラ農家が作って、売るんだから、世界最高のものを作りたい
と思っています。
冗談ではなく、三ツ星レストランだろうが、すごいグルメだろうが
誰もが認める、今までには絶対無い、そして、おいそれとは出来ないものを
追求しています

当然、材料も最高のものを使いますので、アスパラは、ずばり、春のプレミアムを
使います

だから、春のアスパラがないと、試作もできませんでした。
今は、アスパラ自体、糖度も低いですが、それを使って、試作を重ねているわけです

harume06.jpg

イメ-ジしている味は、これっ
「なんだ、アスパラの写真じゃん

いいえ、これなんですよコレっ

春のアスパラを収穫しているときに、アスパラが光を浴びて、透き通っているような
きらきらと輝いているような、そっごくきれいな、瞬間があります。
そして、アスパラの収穫の際には、細いものを短いうちに切り飛ばすんですね。

それをいつも、生で食べています。
短いので、すべて、穂先の部分ばかり、そう、もっともアスパラの味がする部分です。
えぐみや苦味があれば、とてもじゃないけれど、生で食べることは出来ません。

光の光景とともに、本当に透き通った、旨み、甘みが合わさった、美味しさがあります。
染み渡るっていうんでしょうか

そういった、研ぎ澄まされた、アスパラの美味しさを体験して欲しいと思っています。
春の収穫に来ていただければわかると思うんですが・・・

春のアスパラが無い夏、春が待ち遠しいクリスマスの時分でも
いつも、春のアスパラを感じて欲しいと思っているんです。

でも、アスパラ百姓に、味が表現できるわけがありません
(アスパラパスタは、上手ですよ   笑)
また、素人が作った、ジェラ-トなんて食べたくないですよね。
それなら、アスパラそのまま、買いますよね。

じゃあ、誰が味を作るのか

何度も登場していただいている、CAINOYAの塩澤シェフに、
プロデュ-スしていただきます

「アスパラのジェラ-ト作るんだったら、プロに頼めばいいやっ」なんて
安直なものではありません

そういう気持ちでは、多分売れないでしょうし、本物は絶対出来ません。

cainoya09.jpg

このシェフ、味の追求というか、食に関して、「本気」なんです。
24時間、素材や料理のことばっかり考えている

私事になりますが、(記事全部、私事ですが・・・)
以前、勤めていた会社では「本気でやる子を育てる」というのがモット-
の学習塾でした。

創業者の社長からも、その大切さを教わり、事実、一介の街塾が
押しも押されもせぬ、有名塾になっています。
そのことをつぶさに、勉強させていただきました。

残念なことに、昨年、逝去されたのですが・・・(合掌)

生徒たちからも、「本気でやることの大切さ、すばらしさ」を見せていただいたんですね。
「本気で、物事に当たれば、たいていのことは叶う!」と・・・

見て下さい。あの、落合シェフですよ
その方が、「本気だ」と認めている。


cainoya10.jpg

店内の、柱に書いてある。
でも、オシャレですよね
私のような、百姓が出入りできる店ではありませんよ

それはともかく、私にとっては、自分で感じたことを信じるしかないです。
この方なら、絶対、この味を作ってくれる!ではなくて
一緒に作って行けると思っています。

何故なら、私と同レベルで、アスパラの味をご存知だからです。
味の表現方法や、技術を私は持っていません。

でもアスパラの味については、コレはもう、よく知っています。
その共通のベ-スが、ここ一年の交流でできたと思っています。

ともあれ、世界で最高レベルのアスパラジェラ-トとソルヴェ(シャ-ベット)
の、スタ-トを切りました

その進行状況は、明日、また

最後に、見ておいてください!

cainoya11.jpg

最強タッグです(と、思う・・・笑)

ご期待ください


by chikomomorara | 2009-03-01 10:02 | 食べること