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by chikomomorara

春に向けて


お客様へのサンクスメ-ルにも書いたんですが
今年のアスパラシ-ズンも、あと1ヵ月です。

また、あと3ヵ月で、昨年の春アスパラ始動開始から
1年です。まったく休みなしでここまで来ましたが
その甲斐あって、8割方、来年の春は大丈夫ではないかと思っています。
11月にはいると、病気の心配はありませんので、あとは寒くなって
地上部の養分を転流させるだけなんですね

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寒くなってくると、このように、銀杏色の黄化が始まります。
鹿児島では、なかなか温度が下がらないので、12月中旬でも、この状態です。
それでも、寒かった2年前なんですが

haru06.jpg
その後、十分に寒さに当てると、このようにきれいに枯れます。
これは、2月上旬の画像です。

黄化が始まって、休眠が本格化し、その後一定期間
寒さが必要なんですね。それによって、休眠が明けます。

十分眠ったあと、温度上昇とともに、目が覚めてきます。
九州でも熊本までなら、寒さの心配はありませんが
鹿児島以南になると、なかなかこの寒さが足りないのですね。

他の植物も同じです。

ですから、サクラの開花は、例年鹿児島よりも東京のほうが早いです。
鹿児島では、眠るのも遅いし、眠っても深い眠りにつけない。
そして、睡眠不足のまま、たたき起こされる、みたいなものです。
休眠中でも、2月中旬はもう春たけなわ、3月下旬は、もう夏みたいなものですから。

ですので、10月いっぱい病気を乗り切ったら
あとは、どれだけ寒い冬になるかにかかっています。

haru01.jpg

で、条件がよければ、このように萌芽してきます
どれをとっても、申し分のない春のアスパラです。
春は、地下の養分をどのように出させるかによって品質が決まります。

これは、温度と湿度のコントロ-ルの技術で決まります。
露地では、このコントロ-ルができませんので、春のアスパラは
圧倒的に、ハウスのもののほうが美味しいです

また、夜の温度で出方や品質が激変しますので、この時期ばかりは
発送日はおまかせにしてもらったほうが、絶対にいいですね

haru02.jpg

これ、25センチにカットした切り口です。
これだけ水分があり、この切り口によって、糖度がある程度推測できます。


haru03.jpg

地下部に養分がある時期には(春の場合、光合成することはないので、地下の根っこの養分は減る一方ですから)
このような太いものしかでてきません。

haru04.jpg

収穫したてのアスパラです。
アスパラが白っぽく粉を吹いたようになっているのが分かりますか?
手で触れただけで、取れます。
ですから、発送まで出来るだけ触れる機会が少ないように注意を払います。

今は、収穫・管理しながら、意識は来年の春に向けています。
1月の段階で、根っこの糖度を調べ、春を推測するのですが
そのときに、糖度32度以上であれば、2年前までのようなアスパラが出せます。

時折、このような画像を見ながら
イメ-ジして管理に当たっています。


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by chikomomorara | 2009-09-21 01:46 | アスパラ栽培 | Trackback