世間様
2009年 12月 03日
埼玉県立鳩ヶ谷高校の子供達と入れ替わりに、埼玉県立和光国際高校の4人が
修学旅行の民泊にきてくれました
今度は、初めての4人です。
和光国際高校の、近藤君、出君、遠藤君、川茂君です。
今年は、野菜の収穫発送もあり、畑を広げているので、除草や定植もありと
仕事をまったく中断することもできませんので、できる範囲で、おもてなしを・・・
農作業は、幸い晴れて、暖かかったので、引き続きイタパセの定植と、タマネギの定植
野菜の収穫を手伝ってもらいました
4人とも、快く働いてくれましたので、はかどりました
感謝感謝です
今回も、2泊でしたので、温泉とパスタは、頑張りました
このところ、民泊の修学旅行も増えているようで、受け入れ地域も広がっています。
どうも、田舎の人は、他の地域から来るとなると、すごく身構えてしまうんですね。
特に関東からとなると、都会をイメ-ジしてしまいます
田舎も方から見ると、都会のイメ-ジは、ドラマなんかでよく映されるような
都会のイメ-ジ、お台場なんかの都会風のマンションだったり、そんなところで
みんな生活しているような、イメ-ジなんですね。
ところが、実際は、埼玉なんかでは、畑もあるし、田んぼもちょっと離れると
いっぱいあったりします。
ですから、そういう光景は、あまり非日常的ではなかったりします。
でも、何気ない人間関係なんかに、新鮮な驚きをもったりするんですね。
今回も、散歩していたときや、温泉に行ったときに、何度も「こんにちは」
とか、「こんばんは」とか挨拶をするのに驚いていました。
そういえば、私も、埼玉北部に移り住んで、家庭菜園を始めたころ
畑にいて、見知らぬ人から、何度も挨拶をされて驚いたことがありました。
今ではもちろん、違和感は感じませんが、鹿児島でも市内から温泉に来た方など
挨拶を交わすのを見て、驚かれることもあります。
まあ、出会う人の数が違いますので、いちいち挨拶していては身が持たない(笑)
でも、大阪の下町で生まれ育ちましたが、そのころは、もっと近所の地域の方
に見守られて育ったような気がします。
こういったことは、やはりいい影響があったなあと感じます。
どんなに能力があろうとも、独りでは何にも出来ません。
身の回りの、利害関係者というか、ステ-クホルダ-というか
そんなちっぽけなものではなく、もっと広い「世間様」というような
ものがあるからこそ、生きていける。
ですから、その中で、感謝もし、尊重しあって生きていく
そんな部分が、まだ田舎には残っているような気がします。
(もっとも、つらい部分もありますが・・・
そういった、空気みたいなものを感じてくれたのではないかと思います。
今夜は、指宿、明日は市内観光ですので、あと一日、楽しんでくれればと思っています。
ところで、スナップエンドウ、冬が来ないうちに、もう春と勘違いして
咲き始めてしまいました。
暖かかったり、急に冬になったりと、変な気候が続いていますが
この分では、ソラマメやエンドウは、例年よりも早くなるかもしれません。
by chikomomorara
| 2009-12-03 23:40
| イベントあれこれ