エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

おかげさま!


いつも、お世話になっている、ロロ・ディ・ナポリさんで勤めていた
三浦君が、23日にご夫婦でと東京に移住とのことで
挨拶に来てくれました

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人の良さが人相に表れていますでしょう

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アスパラのハウスです。

大雨の中でも、雨漏りがしないので
ジメッとしていないので、頗る快適です。

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今の時期、いつ雨が降るかもしれないので、一棟ごとに
古いものをはがし、新しく張っての作業をしてもらっています。

張ったあとに、ハウスバンド(というビニ-ル製の紐)で
とめていきます。

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この上の、黒い紐がハウスバンドです。

張り替える職人さんたちの仕事のやりやすさから言えば
全て、取り払って、天候にいいときに、張っていくというのが
もっとも、効率的です。

しかしそれだと、雨に打たれてしまいます。
このハウスはもともと、雨よけのためのハウスですから
(保温するためじゃないんですね)
それだと、一発で病気になってしまいます。

工事終了はいつになってもいいから
とにかく、雨だけは避けてほしい
その他のことは全て任せると伝えています。

また、価格についても一切、値切り交渉は行わず
最初の見積もりどおりの金額で、契約しています。

交渉すれば、少しは下げる余地もあったかもしれませんが
やはり、そこは信頼関係かなと思っています。

そういう事って、非常に大切では無いかと思っているんですね。

うちでも、料理屋さんに出す場合は、全て、こちらの言い値で
引き取ってもらえています。
ありがたいことです。

楽天のお客様でも、同じですね。

急にポイント10倍やタイムセ-ル、新規顧客獲得のための
目玉商品も、まったく出していませんし
商品の、納期や、内容までも、おまかせで送らせていただいています。

本当にありがたいことです。

それだけに、心理的な負担は、正直、ものすごいあります。
ですから、お送りしたあとも、「満足してもらえたかなあ?」
といつも、びくびくなんですね、本当のところは。

そういう意味での、緊張感はあるべきなんですが
あわせて、全面的な信頼も必須だと思います。

手仕事というのは、手を抜けば、いくらでも手を抜くことが出来る。

注文するほうも、仕事をするほうも、金銭的な対価としての仕事という
捕らえ方をするならば、やはりいい仕事や満足には繋がらないと思うんですね。

実際、このビニ-ル工事においても、本当にありがたいなあと
実感しています。

ハウスの中で、気持ちよく仕事が出来るようになりつつあるのも
病気が軽減して、いいアスパラが採れるようになる
のも、工事をしてもらっている、職人さん達のおかげなんですね。

実は3日前から、こちらでは大雨が降っていました。
それも低気圧通過を伴っていたので、風速20メ-トルほどの強風
も吹き荒れていたんですね。

ですから、本来ビニ-ル張りの工事はなしです。
ちなみに、こういうビニ-ルを張るのは
曇天で、雨が降らず、無風のときがもっとも適しています。
少しでも風が吹くと、風で飛ばされてしまいますので(人間がビニ-ルごと)
出来ません。

で、上のビニ-ルは、ハウスバンドはかけずにスプリングでとめたままになっていました。
上記のように、ビニ-ル自体を張ることが出来る気象条件は限られていますので
出来るときに、どんどん変えていって、あとで、ハウスバンドはかけようと
いう予定でした。(ハウスバンドは、風があってもかけられますので)

ところが、3日前からは、弱い台風波の風が吹き荒れる大雨になってしまいました。

私自身も、「新しいビニールは大丈夫かなあ、いやだなあ」
と感じています。

ビニ-ルが破損したら、ビニ-ルは再度張らなくてはいけませんし
何より、アスパラが傷んでしまいます。

でも、大雨の中、補強のためにハウスバンドもかけられませんし
強風、大雨で天井に上がって、バンドをかけるなど
すごい苦痛ですし、アスパラの収穫が出来ません。

その上、本来この日は、前日の予報では曇り時々晴れでしたので
早朝から、すぐにでも作業が出来るように
最後に残った2棟を、すぐにはがせるように スプリングを取って
準備されていたんですね。

ですからここは、強風で、ビニ-ルがまくれ上がっていますし
おまけに、3分の一ほどは、前のビニ-ルが破損して、雨がそのまま降ってきています。

前の日に準備していなければ、ここまで破損することもなかったのですが
もともと、一部は裂けていましたので、その影響もあります。

つまり張り替え終わったところは、雨漏りはまったくしないものの
少しバタつき、このままもっと風が強くなれば、裂けるかもしれない。
でも、補強のために、上に上がって、バンドをかけるような気象条件ではない。

残った、2棟も、大きく裂けて、雨がそのままハウスの中に吹き込んで
アスパラをぬらしてしまっているが、これまた、上に上がって
そこを補修するようなことは、まず出来ない。

こうなってしまった原因のひとつはは、前日すでにスプリングをはずしてしまっていたから
でもあるが、自分でも多分そうしたであろう。
職人さんたちには、過失は無いということなんですね。

出来れば、雨が降る前に、朝早くから、2棟とも張り替えてしまえるようにと
良かれと思って、準備したことが裏目にでてしまったという事です。

まあ、前から雨漏りもしていたことですし
仕方が無いかなあ、これ以上、雨と風が強くならなければいいが
と収穫していたんですね。

で、そのときに、担当者が来てくれ、なんとか大丈夫ですよ
と伝えたのですが(本当に、最悪の気象条件でしたから)
職人さん達も呼んで、応急的にハウスバンドをかけるとの事
なんとも申し訳ないやら、ありがたいやら・・・

その後も、毎日見に来てくれて、感動しました

こういったことは、おそらく他国民では考えられないのではないでしょうか?

今回の大震災以降、海外から驚愕の目で見られ、賞賛された被災者の方々の行動
とも、根源は同じであるような気がします。

単にプロ意識、職業倫理を超えて、もっと根深いところ
日本人のDNAというか、そういうものを感じるんですね。

欧米人の考え方で考えると、次のようになるのではないかと・・・

お金を払っている、顧客の立場からすると、契約の際に雨で濡れないように
と頼んでいたから、少なくとも、新たに破れてしまってところは
すぐにでも補修すべき、出来ないのであれば、こうむった損害を支払うべき
である。

工事する側から言えば、前から裂けてはいたのだから
それの原因のひとつ、そんな雨の中、作業しに行くのは
新たにコストもかかり、やりたくない。
保証するといっても、一部は、減額されてしかるべき。

こんなところではないでしょうか?

中国や韓国なら、もっとひどいことになるかもしれませんね。

で、最終的には、工事金額の値引きで決着、そんなところではないかと思います。

実際、日本でも、通常にビジネスでは、そうなることが多いでしょう。
むしろ、多少損害がでたら、それを材料に値段交渉して
叩くといったことが日常的に行われることが多いですね。

でも、やはりそういう姿は、本来に日本人の姿では無いような気がするんですね。
そういう関係からは、決して、いい結果は得られないと考えます。

個々人のレベルでは、日夜精進して、切磋琢磨し、事故を高める努力をする
そして、競争もする。

しかしそれは、自分だけのためではなく、他人に利益をもたらすことも考えて
もてるものを発揮するという事が求められる。

決して、「自分のためだけに」とか「自分さえ得をすればいい」とか
いう思想ではなかったはずです。

あくまでも、「自分は人様、世間様に生かされている」
という思想が、昔から連綿と日本人の心に刻まれているのではないかと
思うんですね。

それが思いやりというような気持ちとなり、利他的な行動となって
発露する。

今の日本は、随分と、そういう心が失われてしまったような気がします。

政財界はもとより、学者の世界、マスコミの世界に至るまで
そういった考え方がはびこり、それが今回露呈されています。

でも、もっとも問題なのが、大多数の国民、庶民のレベルでも
そういう、エゴイスティックな考え方が、蔓延しているようにも思えるんですね。

それが、上層部というか、日本を動かしている方々を育ててきた
というように感じます。

でも、今回いろんなことが、露呈され、個々人のレベルでは
少しは意識が変わりつつあるような、気がしています。

何事も、自分中心では、行き詰まってしまいます。

農業なんかもまさにそうなんですね。

作物から、「取ろう、取ろう」とするだけでは
これはもう、いつかはしっぺ返しを食らいます。

考えてみれば、欧米型の近代農業が入ってくるまでは
循環型、すなわち、一部は人間がもらうが、その他は還元する
というような農業だったんですね。

ところが今は、多収技術そして、以下に旬ではない時期に
(すなわち単価が高い時期)に無理して収穫するか
それが、栽培技術の全てになっているんですね。

行き着くところ、野菜工場であり、輸出で農業を強くする
などであったりします。

そもそも、農業自体が自然破壊な訳ですから
栽培以上に、こちらの都合で、どんどん収奪してどうする?
と思っています。

つまるところ、競争ではなく、対立の構造になってしまって
どうしようもなくなります。

まだまだ、原発にしても、被災地の復興にしても
大変なこと、不条理なことが、いっぱいでてくるんでしょう。

その結果、日本の国土や、人口が半減する夜も知れません。
でもそれが陰の局、行き着くところまで行けば
日本人の持っている、人間性が最大限に発露されるのではないでしょうか?

そこまでなってしまう前に、私たちがそのことに気づいて
少し生き方を変え始めると、もっと前の段階で、復興できるのでないでしょうか?

などとまあ、収穫しながら、こんな戯言を考えてしまいました

ちなみに、塾講師時代は、御三家を受験する子供や
またその中でも、四谷の正会員(Cコ-ス会員、今は名称が変わっているかも?)
5番以内常連の子供達を数多く、教えてきましたが
やはり、エゴが当たり前の、こういう受験の世界でも、
他人のことを思いやれない子供や、そういう親御さんに育てられたお子さんは
第一志望に受からないことが多いですね。

それでも第二志望などに合格するんですが、それを受けいられられない。

その時点で、素直に受け入れ、反省というか、本当の敗因
運命を認めることが出来れば、その後びっくりするように
大きく飛躍することがほとんどです。

なんか、宗教みたいになってしまいましたが
実は、講師の時には「森下教」といわれることが多かったんです(笑)

農業よりも、新興宗教をすればよかったかも(笑)

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by chikomomorara | 2011-06-14 01:15 | イベントあれこれ | Trackback