やっぱり、太陽は偉大だ!
2011年 06月 24日
今日も晴れました
今週末、台風が行った後、待ちに待った梅雨明けになるのではないかと
思っています。
農業は、何といっても、お天道様次第ですね。
たった、2日晴れただけで、野菜がぐんぐん成長しはじめています。
左は、空芯菜、右はインゲンです。
インゲンもこのとおり、明日からどんどん採れ始めると思います。
多分来週半ばが、ピ-クになるのではないかと思います。
マメ科の植物は、いったん出来始めると
2週間くらいの間に、集中して出来て、すぐ終わりになります。
中には、右のように、先日来の大雨と強風で、揺さぶられ
枯れてしまうものも出ています。
心配なのは、今週末の台風のコ-スです。
オクラとモロヘイヤ。
どちらも熱帯産の作物ですので、鹿児島ではよく出来ます。
例年なら、もう採れ始めているのですが、このまま順調に行けば
10日後くらいから収穫できるのではないかと思います。
青シソです。
これも雑草のように強い作物で、家でも(室内でも)簡単に作れます。
市販のものは、ハウス栽培がほとんどで
通常、薬漬けで作られますので、自家製の青シソは貴重です。
うちでは無農薬栽培ですので、穴が開いていたり
露地ですので、葉焼けしているものでも、お入れしています。
こういうものは、一般の流通では、全て規格外です。
青シソのパスタが食べたくて、作っています。
トウモロコシ(ピュアホワイト)とカボチャです。
トウモロコシは、先日の強風で倒されましたが、ほとんど復活しています。
暑くなり、虫が出始めたので、実に虫が入らないようにするのが
これからの注意点です。
微生物資材と木酢液で作った、忌避剤を明日から定期的に散布です。
カボチャもどんどん大きくなっています。
これまた熱帯原産ですので、放っておいても、鹿児島ではよく出来ます。
台風が来ても関係ないですし、葉っぱが生い茂ると、雑草が生えないのが
いいですね。
カボチャは、面積を取りますので、家庭菜園では少し難しいかもしれません。
晴れ始めたので、田んぼの草払いも行いました。
苗がかなり大きくなったとのことなので、雨が降らなければ、多分、今週末に田植えです。
田植えは、雨が降っても関係ないと思われるかもしれません。
田植えというと、梅雨というイメ-ジですから。
でも、今は田植え機を使いますので、雨が降って、苗が濡れると
機械の調子というか、苗をきれいに1本ずつつかむことが出来ないんですね。
台風で大荒れにならなければ、今週末の予定です。
ですので、その前に、田んぼの周囲の草刈です。
近隣の田んぼも田植えの準備で忙しそうです。
このように農作業というのは、天候との相談で、なおかつ
植えつけたり、収穫したりというのは、期間が限られている中で
行いますので、行うべき作業が、短期間に集中することになります。
ですので、田植え機やコンバインのように
1年で、数日しか使わないものでも、各農家が所有することになるんですね。
「みんなで、所有して、融通しあって使えばいいのに」
と、現場を知らなかったら、そう思いがちなのですが
そうも行かない、事情があるんですね。
さらに、農機具というのは何でも、他人から借りたときに
故障することが多いです。
なぜかそういう事が多い。
で、修理代も、自動車なんかと比べると、馬鹿高い。
ですから、やはり自分の機械で・・・となるという事情もあります。
ともあれ、晴れるととたんに忙しくなり、しんどいですが
それだけに、仕事もはかどります。
隣の田んぼの、早期米も、ここ2日でかなり大きくなっています。
それにしても、きれいな、葉色です、
透き通った緑色です。
気持ちのいい、風景でしょう。
多分、飯館村なんかも、天国のようなところだったんですよ。
そこでの、生活を全て放棄せざるを得ない
また、農業が出来なくなった方々の無念たるや
想像を絶するものがあります。
その補償が、月額10万というのは、ホントバカにした話ですね。
2日晴れたおかげで、ハウスのビニ-ル張りの作業も、順調に進んでいます。
この暑い中、一日中、ハウスの上で作業していただきました。
本当に感謝感謝です
何でも、世の中というのは、いろんな仕事をする方がいて
生活できているんですね。
それぞれの人間が、自分の本分をまっとうできるような
世の中に再び戻していかなければならないですね。
by chikomomorara
| 2011-06-24 01:10
| 野菜栽培