サトイモ終了しました。二番塩締め切りです。
2011年 10月 22日
今年、大変好評だったサトイモ、一昨日ですべてなくなりました。
また、吹上浜の二番塩も締め切りました。
この二番塩、塩炊きしてから、1週間くらいでなくなってしまいます。
コスト的にもかなりお得なので、業務用として
すぐに売切れてしまうらしいです。
また、塩炊きも、定期的に決まった間隔で行われるものではなく
あま塩がそろそろなくなるなあというときに
人手を手配し、薪などを準備して行われるものです。
もう70歳以上の、漁師さんたちが、丸一昼夜かけて作業しますので
そのあたりは、実に田舎的なのかもしれません。
お金さえ払えば、何でも好きなときに手に入るという
今の世情とは正反対かも知れません。
考えてみればうちの野菜セットも同じですね。
そもそも、いっぱい作っているわけではありません。
サトイモにしても、せいぜい、30人くらいの方にお送りしたら
もうありません。
そのほかの野菜にしてもそうです。
例えば、レビュ-などでいい評価をいただいて
それを見たお客様が、次に買おうと思っても、もうありません。
次回は一年先・・・と
機会ロスそのものです。
商品さえあれば、もっと売れる。
売り上げを伸ばそうと思えば、もっと生産量を増やせばいい。
でもそうすると、いろんなところに無理がかかってきます。
当然、品質は低下するし、販売に関しても、うそが必ずでてきます。
やっぱり、家内制手工業のような形態を維持することが
食品の分野では必要なのかなあと思います。
ということで、野菜セットも、どんどん内容が入れ替わってきています。
1週間ほど前から、お入れしている間引き菜も、あと4~5日もすれば
お入れできません。
個人的には、カブの間引き菜の浅漬けが気に入っています。
カブの葉っぱは特に、味があるんですね。
普通に薬を使えば、間引き菜は食べられませんし
この時期だけの、味なので、楽しんでいただければ幸いです。
by chikomomorara
| 2011-10-22 00:01