新田原航空祭
2011年 12月 05日
昨日は、一年の締めくくり、新田原の航空祭にいってきました
何があっても、航空祭は行かなくてはなりません。
車の渋滞がありますので、日付が変わった、夜12時頃に出撃し
早朝に、基地内に入ります。
航空祭に通い始めてから、かれこれ30年近くになりますが
このころは,基地内の駐車場が抽選制度になりましたので
幾分、混雑の時間帯が遅くなったようです。
それでも、新田原の航空祭は、日本全国から集まりますので
けっこう、渋滞が激しいです。
今年から開門が6時になりました。
まだこんなに暗いです。
F2と退役間近のRF-4。
新田原は、日本のトップガン、アグレッサ-の舞台がある基地です。
この方たちが、飛行教導隊のパイロットです。
アグレスのブ-スでは、今年から、パイロットを目指している
若者に、一対一で説明会が行われるようになりました。
そもそも、パイロットになれるのは一握りです。
その中でも、戦闘機のパイロットになれるのは
これまた一握り。
このレベルで、多分、司法試験に合格するよりも難しいです。
その中でも、教導隊というのは
日本の各部隊のパイロットを指導する教官です。
まあ、飛行機小僧にとっては(親父もそうですが)
憧れの的なんですね。
ところが、そのパイロットたちでさえ
姿勢を正して応対するパイロット。
ブル-インパルスです。
これまた恒例です。
隊長と、ツ-ショットです。
10年ほど前は、カメラにも凝って、高いレンズもそろえて
それなりに撮っていましたが
このころは、素晴らしい写真(画像)がネットでいっぱいアップされますので
もっぱら、肉眼で楽しむようになりました。
まったく興味のない人にとっては
空に煙で江みたいなものを書いているだけ
見たいに思われますが、その難しさ
人間離れした、その技を理解すると、どんどん感動が深まります。
まあ、自動車で、間隔5ミリで時速100キロで走っているようなものでしょうか?
最後から2番目の課目、ロ-リングコンバットピッチ(通称ロリコン)
ここまで来ると、後は、コ-クスクリュ-で終わりですので
「ああ、今年も終わったなあ」と思うのですが・・・
昨年に引き続き、クリスマスプレゼント、「クリスマスツリ-」です。
近年は、ディ-プな航空ファンだけでなく
家族連れ、若い女性が非常に多いです。
また、ブル-のパイロットさんたちとの対話などを
楽しむ方が増えてきているようですね。
パイロットとしての技能のみならず、人間的にも並外れて
魅力的な方たちばかりです。
航空祭ともなれば、何日も前から、普段の過酷な練習に加えて
入念な準備をし、前日の予行からずっと休みなしです。
その上、当日は、午前中は、サインや写真撮影に応え
演技を終わってからは、またもや、ファンのサインに応えて
いやな顔一つ見せず・・・
うちの息子もしてもらっていますが・・・
このヘルメット、欲しい!!
100万円でも買いますね!!
ところで、ブル-インパルスの基地は、あの被災した松島基地です。
ブル-の機体は、たまたま、3/12に九州新幹線の開通記念で
福岡上空を飛行するために、松島にはいなかった。
で、無事だったんですね。
もちろん、松島基地にいる方々全員被災しているわけです。
ブル-の人たちも同じです。
で、、ご存知だとは思いますが
自衛隊のかたがたは、地震後、1週間以上、それこそ不眠不休で
被災者の命を守るために、働いています。
本当に、「国民のために尽くす」という精神が
染み付いているんですね。
こういう、自衛隊を、本当に大切にせねばならないと思います。
それに比べて・・・
by chikomomorara
| 2011-12-05 23:02
| イベントあれこれ