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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

より、甘くなってきました!


今日は、久しぶりに晴れました
気温は低く、夕方にはかなり冷え込みますが
日中、少しでも日が出てくれれば、体もかなり楽です。

このあたり、やはり年ですね(笑)

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連続して冷え込み、少し晴れ間があったおかげで
葉物が、とても甘くなってきました。

上の画像で、分かるでしょうか?
一番外の葉っぱが黄色みを帯びてきて
養分が下に降り、新たに新しく葉っぱを出しています。

新しい葉っぱは、生命感あふれる、力強い葉っぱです。
霜にあっても凍らないように、糖分を十分含んでいるので
とても美味しいです。

002.jpg

こちらのほうが、色がよく分かりますか?
こういう風に、黄色みを帯びてきたころが
冬野菜の葉物は、もっとも美味しいんですね。

003.jpg

しつこいですが(笑)こういう風な状態のものが
美味しいです。

収穫するときには、こういうものを選んでいます。
多分、これから3週間くらいが最もおいしい時期に当たると思います。

日照が続くと、これがあるとき、突然、葉っぱにつやがなくなるんですね。
それが、とう立ち準備を始めた合図です。
そうなると、葉っぱの養分は、今度はつぼみに集中することになりますので
葉っぱの味は落ちてきます。
また葉っぱ自体も、今度は虫に食べられないように
苦味が加わったりするんですね。

自然というのは上手くできているものです。

ちなみに、いつこの野菜が美味しくなるか?というような知識は
八百屋さんや、バイヤ-はまず100%知りません。

というのも、そういう風にピンポイントで食べごろを知っている
農家というのも、これまたほとんどいないからです。

これは驚かれるかもしれませんが、農家というのは
美味しさには、ほとんど関心がないんですね。

関心があるのは、いつできるか?(これが単価にかかわります)
その上で、どれだけできるか?(これで収入が決まります)
少し譲って、規格内のものをどれだけ作るか?なんですね。

間違っても、「美味しさ」というような雲をつかむような
勝ちには関心がありません。
美味しくても、美味しくなくても、同じ形をしたものであれば
単価は同じですので、そんなわけの分からんことよりも
いかにして、一日に多くの量を出荷するか?

こういうことを考えるんですね。

これは当たり前です。

いつとれば美味しいのかなあ?とか
美味しい野菜を作るにはどうしたらいいか?
などと考えるのは、素人の趣味の範囲です。

その意味からも、うちの野菜は、家庭菜園の延長ですね。
ですから、収獲する際にも、大きさの規格なんてまったく考えません。
(例えば、小松菜なら小松菜で、茎の長さが何センチとか葉っぱが何枚以上とか
決まっているんです。 ばかばかしいことですが・・・笑)

で、こうして、収獲していると、やはりパスタが食べたくなります。

新年になってからも、高菜とイカのパスタが、毎日続いています(笑)

004.jpg

これまた、毎日続いていた、マルチはぎも、あと1本だけになりました

マルチが埋まっているところを、こういうフォ-クで
掘り起こしながら、はいで行きます。

今年は雑草の根が張るまでに、出来ましたのでかなり楽でした。


by chikomomorara | 2012-01-08 00:37 | 野菜栽培