アスパラもやっぱり
2012年 03月 06日
やはり、アスパラも出始めそうな勢いになってきました。
これが今日のハウスです。
夜が暖かかったので、いきなりきれいに伸びています。
初めて出始めてきたものが、けっこう見受けられます。
初卵と同じようなもので、こういうのはやはり美味しいです。
白く粉を吹いたようについているのは、指でさわると簡単に取れてしまいます。
収獲の際にも出来るだけ、さわらないようにしていますし
その後も、袋に詰めるまで、極力さわる回数を減らしています。
はかまの形といい、姿がやはり美しい、この時期のアスパラです。
はかまの間隔が、等間隔というのも、温度変化が少なく生育状況の
急変がなく、ストレスがかかっていないことを示しています。
ス-パ-に行くと、アスパラを必ずみるんですが
はかまの状態で、どういう栽培をしているか
少なからず、推測できます。
もちろんこういうのは、素人では分かりませんし
アスパラ栽培の農家でも、ほとんど分からないでしょう。
きれいな姿だとか、味がどうだとか、そんなのは
まったく利益には関係のないことです。
だから意識もしません。
最大の関心事は、どれだけ収獲できるか
そのことだけです。
前にも書きましたが、そういう栽培は、それ自体は楽ですね。
収獲の際にも、何も考えず、どんどん一定以上のながさのものを
収獲すればいい。
そういう収獲なら、パ-トさんでも出来ます。
で、減ってくれば、肥料をどんどん与えて、出させればいい
だけのことです。
その代わり、規格や価格の決定権はありません。
どちらも、一長一短ですが、私の場合は、そういうのは
どうも性に合わない。
まあ疲れたら、味はどうでも、量だけ勝負で市場出荷というのも
ありかもしれません。
味から量へというのは、技術的に難しくありません。
でもその逆は、とても困難です。
もともと、まずい野菜は食べませんから
そういう道はないでしょう(笑)
やはり予想通り、咲き始めました。
明日はもっと開いているでしょう。
本格的な、睡眠不足のシ-ズン到来です(笑)
by chikomomorara
| 2012-03-06 00:06
| アスパラ栽培