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by chikomomorara

アスパラ管理



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ハウス内では、ようやく?雑草も生えてきました。

毎年、バ-ナ-焼きもしているため、雑草の種があっても
焼いてしまうことになるので、ほとんど雑草は生えません。

でもこういう風に、生えてきますので
収獲の途中でも、体を伸ばして、抜き取るようにしています。

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ですので、ハウスの中は、こういうような状況です。

収獲途中で、雑草を見かけたら、抜き取るというようなことは
けっこう大変なんです。

収獲時、アヒル歩きのような体勢で、毎日2キロ近く歩くことになり、収獲する際には
体をひねります。
ですので、腰も足も痛くなります。
体を伸ばして雑草を抜こうとすると
これまたしんどいです。

その上、時間がかけると、まだ収獲していないアスパラが伸びてしまって
穂先が開いたりしてきます。

で、急いで収獲しなくちゃいけない。

だから「またあとで、まとめて雑草を抜こう」と考えがちです。
でも、たいてい、そういう時間を取れることはまずありません。

で、どんどん雑草がはびこることになります。
雑草というのは、ある時点から、2倍3倍とスピ-ドが早くなり
1週間そのままにしておくと、手間は5倍くらいになってしまうんですね。

本当に仕事というのは、細かいことの積み重ねですね。

でも、大面積に栽培して、人を使って栽培しているところでは
そういうことまで出来る、あるいは、やろうとする
人などいません。
ですので、ここで、除草剤登場となります。

全国の、いろんな指導機関のアスパラ栽培暦をみても
必ず、除草剤を使うように指導されています。

他の雑草には効き目があっても、アスパラには影響がないという
物もあります。

でも、ずっと使っていれば、必ず影響は出てくるものです。
ダンゴ虫などは、まず死んでしまうでしょう。

ということで、うちでは、除草剤はまったく使用していません。


細かい作業といえば、収獲時にこういうことも気にかけながら
仕事をしています。

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これは、切ったばかりのアスパラの切り口です。

今の時期は、アスパラの地上部がまったくありません。
ですので、アスパラの状態を判断する材料としては
出てきた芽の数、その品質しかないわけです。

また、根っこの養分が残っているのか、どのくらいあがって来ているのか
などを判断するのも、これはもう毎日の収獲時しかありません。

その上、夜の気温や、地温、土壌養分、水分量
昨日までの推移などを基にして、総合的に判断しますので
収獲も、ただ単に収獲すればいいというものではなく
常に、「アスパラの状態はどうなのか?」ということを
考えつつ収獲するようにしています。

そのときに、気にかけていることは、切ったときの香り
感触、そして、切り口なんです。

この切り口の緑色の部分が多くなれば、その日のこのアスパラの株は
養分を上げているということになります。

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当然切り口も観察します。

切った感触も重要なので、常にハサミの状態を一定に保つため
毎日研いでいます。

まあ、こんなことは30秒もあれば出来ることです。

そういう中から、何とかアスパラに、状態を教えてもらって
して欲しいことは何か?
それに沿った、管理をしているわけです。

ちなみに。親を立てた後の、地上部がある状態だと
もっと簡単です。
葉色をみれば、これはもう一目瞭然ですから。

こういう観察をするのも、アスパラ栽培が好きなのかもしれません。

ちなみに、普通の栽培では、こんなことはまず考えません。
ある程度の長さになったものを、どんどん採っていくだけ
アスパラの状態がどうのこうのという時間があれば
肥料をやります(笑)

もっとも関心がある収量にしても、ハウスごとに
収穫量を記録するということも、まず行いません。
家族経営で、全ての結果が自分に降りかかる
個人の農家でもそうですから
雇用で、大規模に栽培しているところなんかは
そういうことを、要求するのがもともと無理なことです。

まあ、それほど真剣に栽培にかかわる人であれば
自分で栽培しているでしょうし
それ以前に、農業ではなく、他の職種で成果を挙げているでしょう(笑)

だから、よく、栽培ノウハウをデ-タベ-ス化して、ITを活用して
何とかかんとか・・・ということが喧伝されますが
そういうのも、本当に成功するのかはなはだ疑問です。

多分、儲けるのは、設備やシステムを提供するところでしょう。

なんといっても、栽培というのは生き物相手ですから
いいもの(美味しいもの)を作ろうと思えば
野菜と一緒に、作り上げないといけないと思うんですが
どうなんでしょうか?

ちなみに、上の写真は、けっこういい状態です。
晴れが続いて、かなり養分を上げるようになってきましたが
今年はまだ、切ったときに、アスパラの香りがするという日が
まだありません。

この次、湿度が高く、生暖かい夜があれば、翌朝
その香りがすると思います。

で、その日がもっとも、糖度が高い日になると思います。

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by chikomomorara | 2012-04-02 02:00 | アスパラ栽培 | Trackback