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by chikomomorara

貯蔵根


026.jpg

アスパラガスの貯蔵根です。

今、ハウスの通路を耕していますので、根っこがでてきます。
糖度を計測するために、少し持って帰ってきました。

こういう根っこに栄養を溜め込むんですね。

ですから、アスパラガスの栽培の要諦は、根っこに溜め込む養分を
いかにしてたくさん作るか、という事と、それをためておく根っこを
充実させるか、この2点に集約できます。

その方向性で、1年間、栽培管理をするわけです。

写真に写っているのは、ほんの少しですが
一株で、充実したものなら一抱えくらい根の量があります。

いままで、貯蔵養分云々といってきましたが
貯蔵養分の総量は、根の糖度×根の量で決まります。

でも、根の量は掘り出してみないと分かりませんし、地上から推測する
方法もありません。
根の糖度は、一部をとって計測することは出来ますが
根によって、また根の先端とか根本とかその部位によって
大きくばらつきます。

ですので、貯蔵養分量というのは、大雑把な推量でしかありません。

なので、春のアスパラの収穫後期は、非常に神経を使うんですね。
段々細くなってきて、次第にでなくなり始めるというよりも
いきなりでなくなったりして、立てる親茎がなくなったりします。

また、収穫量が減った場合も、養分が減ったことに起因するものか
その他の要因なのか、常に推測しながらの栽培です。

でもこれからは、地上部があり、目で見ることが出来ますので
精神的にはずいぶん楽になります。

ちなみに、よくホ-ムセンタ-などで、こういう根っこが少しついたアスパラの苗
を売っています。
「植えつけたその年から、太いアスパラが収穫できます」とかうたい文句になっていますが
その程度の養分では、鉛筆よりも一回り細いものがでてくるくらいのものです。


あさってから、再び雨中心の天候になり、湿度・温度ともに高くなりますので
アスパラもきれいなものが、でてくると思います。

ちなみに、根っこの糖度は6~8度くらいなものでした。
立茎の時期としては、まあ順当だったかもしれません。

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by chikomomorara | 2012-04-29 02:02 | アスパラ栽培 | Trackback