もう秋ですか?
2012年 05月 16日
アスパラガス、やはりあと1週間くらいで採れ始めると思います。
今日の状況です。
かなり生い茂ってきました。
画像でみると、黄緑ですが、実際はもう少し色が濃くなってきています。
上にもかなり伸び、葉っぱも展開してきて先端が垂れ下がってきているものが多くなってきましたので
次は、晴れて乾燥した日に、摘心し始めます。
摘心することにより、「養分を下げなさい」というサインになりますので
その後、2~3日して、少しずつ出始めます。
来週あたりから少しずつ収獲できるとなれば、もうそろそろ夏のアスパラを販売しなくてはならないのですが
こちらのほうは、少し待ってください。
春アスパラも全てお送りできず、お待ちいただいていたり、業務用の発送も、今お待ちいただいている
状況です。
この分の発送が半分くらい進んだところで、販売を開始したいと思います。
多分、5/25前後になるかと思います。
それにしても、やはり今年の春のアスパラは、出方に苦慮しました。
夜の気温が生暖かく、湿度が高い日に、どんどん出始めると書いてきました。
鹿児島では、1月中旬から少しずつそういう日があるのが普通なんです。
1月は、2~3日、2月に4~5日といったところでしょうか。
もう半そででも大丈夫という日があるんですね。
そして3月になると、逆転して、半分以上がそういう日になる
4月ともなれば、ほとんど、そういった日ばかりです。
そして、日中は晴れれば、初夏の陽気です。
当然、5月は南風ばかりになるのが普通です。
ところが今年は、記憶にあるだけでも、南風で「これはアスパラがでるなあ」
と安心できたのが、2日だけ!
今日も、北風です。
で、おかしいなあ、おかしいなあと思いながら、観察していたのがこれです。
植物のことは植物に聞けです。
ハウスの前の畑の、雑草なんですが、目にする雑草は全てこうなっています。
これ、かなりおかしいです。
夏草(夏の雑草)なのですが、本来は今がもっとも成長する時期なんですね。
ちょうど、5月の連休あたりから1ヶ月というのが、雑草がもっとも生長する時期で
「早く刈らないと」とか「早く除草剤をかけないと」という時期なんです。
それこそ、雨でも降って、1週間もすると、手がつけられないくらいになってしまう。
30センチくらいだったのが、あっという間に1メ-トルを超してしまう。
そして、6月に色が濃くなって、夏至を過ぎて、日が短くなり始めると
成長が鈍ってきて、今度は、花が咲いて、種が出来て・・・
という過程です。
ですから、上の状態は、本来は7月中旬ころにみられる状態なんです。
やはりおかしいです。
ですから、植えてある青しそも、葉っぱの数が増えないままで
穂がつき始めたのもでてきました。
もう秋ですか?といいたいところです。
インゲンも、葉っぱに数が増えないまま
花が咲き始めました。
天候はともあれ、雨も降って、ようやく少しずつ成長が早まってきた露地畑です。
こちらもやはり、5月下旬ころからいろいろと収獲できそうですので
アスパラと同じような時期に販売開始することに
なると思います。
(アスパラよりも、少し早くなる可能性もあります)
(おまけ)
ユ-ロ祭り、最終章が始まりましたね。
やはり、前から言ってきたようように、ギリシャはユ-ロ離脱でしょう。
万が一、今回回避できたとしても、早晩また繰り返すでしょう。
とにかく、ユ-ロ崩壊、金融大混乱というか
大恐慌をはるかに超える、金融クラッシュは不可避でしょう。
と個人的には思っています。
それが今年なのか、来年まで先延ばしになるのか
とにかく、先送りすればするほど、破壊力は増大します。
まあ、若年層の半数が失業している社会など
もう事実上崩壊しているのも同然ですね。
働いていても、月給が三分の一になり、それでもなお
増税するというんですから、痛みなどという生やさしいものではないですよね。
申しねといわれているのと同じです。
日本では相変わらず、何も報道されませんが
ギリシャがユ-ロ離脱となっても
リ-マンのときと同じように、「影響は軽微」だの
「限定的」とかしばらくは報道されるんでしょう。
原発と一緒ですね。
いつ、預金封鎖されてもいいように、準備だけはしておく必要があるかもしれません。
もっともうちの場合は、封鎖されても封鎖されなくても、預金がありませんから(笑)
肥料などの生産に欠かせないものの準備を急ごうと思っています。
by chikomomorara
| 2012-05-16 22:56
| 野菜栽培