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by chikomomorara

台風その後


昨日は一日中、暴風が吹き荒れましたが、何とか無事でした。
よかったよかったです。

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台風が近くづいてきたら、よくテレビなどで、台風対策に追われていました・・・
とか、ほんの一瞬紹介されたりしますが
その中身を少し・・・

一般に、強風が吹きますと、ハウスビニ-ルが破れてしまったりしますので
いよいよ、その可能性が高くなると、ハウスビニ-ルをはいでしまうのが
一般的です。

ビニ-ルをまとめたりして、骨だけにします。
これならば、骨が細いハウスでも、まずは、ハウス自体が壊れることは
まずありません。

ただし、中の作物は、風雨にさらされますので
かなりダメ-ジを受けます。

ただ、栽培中の作物が葉物などの場合は
その一作をあきらめたり、もう一度播種したりして、やり直すことは可能です。

ですが、ナスやきゅうり、トマトなどの場合、(時間と程度にもよりますが)
丸一日でも、風雨にさらされると、回復不能になることが多いです。

ですから、これらの作物の場合は、ぎりぎりまでビニ-ルをはぎません。

そのままだとハウスが壊れるかというような場合には
ビニ-ルをはいでしまいます。

栽培打ち切りとなるようなダメ-ジがあったとしても
その翌年まで影響を及ぼすということはありませんので
ハウスを守るか、作物を守るかというような
最終的なところでは、ハウスを優先させます。

ところが、アスパラの場合、雨にも揺らされることにも非常に弱い作物です。
そして、一旦ダメ-ジを受けると、その翌年まで影響が残ります。
というか、年生によっては、植え替えないと回復しないことのほうが多くなります。

うちの場合では、もう8年生ですから、人間で言うと50歳代というところでしょうか?
ここで、大規模にダメ-ジを受けると、翌年もまた壊滅でしょうし
(一年かけて、株の回復に当たることになります)
そうしても、もう年齢が年齢なので、回復策が失敗することのほうが多い。

となれば、植え替えになって、これでも、丸2年は満足に収獲できません。
ハウスが守れても、やはり何百万円の損害を覚悟しなければなりません。
ですので、ハウスが壊れることを覚悟で、最後の最後まで密閉して
アスパラを守るという方策を採ります。

まあ、今回は大丈夫でしたが、今回の台風が直撃したりすれば
かなり危なかったと思います。

漁業でも何でもそうなんですが、一次産業というのは、台風一発で、何十年もかかって、築き上げてきたものが
一日で、全てなくなってしまうというようなことがあります。

ある日会社に出勤したら、倒産していて、失業保険も何もない
何の保障もされないというようなものでしょうか?

まったく恐いものです。

もっとも、勤労者であっても、臨時雇用が増えている昨今
そういった、高リスクで生きている人々がどんどん増えていますが・・・

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外はこんな感じです。

ピ-マン、ナス、オクラともに、丸一日暴風雨にさらされたので
傷んでいます。

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チンゲン菜など、播種した秋冬野菜はまだ双葉ですので、大丈夫です。

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雨が上がって、強風だけになったと思ったら、急にこのような豪雨になったりと
不安定な天候の一日でした。

14号が続いていますので、明後日あたりまでは安心できません。

ただ、雨は大量に降り、カラカラだった地面は湿っていますので
秋冬野菜の成長にはよかったかもしれません。

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by chikomomorara | 2012-08-28 23:44 | 野菜栽培 | Trackback