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by chikomomorara

分かると出来るは違う

本日、やっとバ-ナ-焼きが終了しました!

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3週間前から開始した刈り取り作業、全て刈り取って
ハウス外に持ち出し、1週間前にやっとこのような状態まで
出来ました。

これから、葉っぱなどをレ-キで出来るだけきれいにかき集め
外に出しました。

でもまだまだ、葉っぱはいっぱい残っています。

またスリップスや、ハダニが卵を産み付けているかも知れず
雑草の防除の意味もあり、灯油バ-ナ-で焼いてきれいにします。

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1回目のバ-ナ-焼きでは、このようなところまでもって行きます。

店長ブログでは、動画をアップできましたのでよく分かったのですが・・・

このバ-ナ-、灯油を気化して、炎を噴射しますので
炎の温度は、1200~1400度に達します。
乾いた葉っぱなどは、それこそ瞬時に灰になります。
火炎放射器の小型版ですね。

もちろんプロ用のもので、先がとても重いです。

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地面に跳ね返った熱風が、靴はもちろん(かなり熱いです)
全身から顔から、もろに浴びて、反日それの繰り返しです。
また少し気を抜くと、大やけどしますので、そういう意味でも
しんどい作業です。

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きれいになったところで、再度表面を掻き落とし
もう1回、念入りに焼いていきます。

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そうすることで、今の地面は全てこのような状態になっています。

茎を切るときには、地際できっていますので、飛び出た茎の高さが
掻き落とした土の厚さです。

ここまですると、病原菌や害虫の卵も、全て焼却する事が出来
これが、無農薬に近い栽培を可能としています。

もちろん、これでも病害虫がでれば、薬をまきますが
ここまでやって、でるのなら、やっていなければ、多分壊滅するでしょう。

農作業全般にそうなのですが(他の仕事でも同じですが)
やるべきことをやるべきときに、きちんと丁寧に行うことが
いい結果につながります。

バ-ナ-焼きにしても、アスパラ栽培上、効果があると言われていますし
この時期、できればやりなさいと、栽培技術ではそう指導されます。
でも、全刈り作業自体がかなりの大変な作業量であり
また、一日でも早く蒸しこんで収獲開始したいというのが
アスパラ農家の心情です。(早ければ単価が高いので)

バ-ナ-焼きにしても、こんな重労働に、1週間もかけていられません。
土壌消毒なら、薬を散布すれば数時間で終わります。
確実性は減少しますが、効率という面から考えると
そのほうが合理的でもあります。

そういうこともあって、バ-ナ-焼きを行うアスパラ農家は
5人に一人くらいなものらしいです。
まして、2回焼くというのは、よほどの変わり者かもしれません。

でもやったほうがよければ、やはりやるべきだと思います。
時間的に足りないのなら、睡眠時間を削ってでもやればいい。
この作業は、一年の中でこのときにしか出来ない作業です。
効果があるのなら、寝ないでもやるべきだと考えています。

何の仕事も同じですが、「知っている、分かっている」というのと
「出来る」というのは違います。

ものつくりはやはり職人仕事ですので、妥協してもいいところと
妥協できない部分を履き違えずに、仕事をしていきたいです。

(実はこのブログ、全国のアスパラ農家の人が結構見ているとのことなので
少し、前門的なことも書いています。それも、エラそうに!! 
自分への戒めの意味もあります。)

ということで、ハウスから持ち出し、余分なものの掃除というのは今日で終わりました。

これからは、ハウスに入れていく作業です。

明日から、最大の山場、堆肥入れを行います。

ところが、バ-ナ-焼きで汗だくになって作業しているところへ
昨日からは、またまた冷え込み始め、今日は、北西の季節風が吹き荒れて
風邪を引いてしまったのかもしれません。

今日は、またまたぞくぞくし始めました。

明日は、それでも行わなければならないので、今日はこれからすぐに寝ることにします。

明朝は最低マイナス一度、最高4度という予報で、あさってはマイナス2度まで
冷え込むようです。
少し出始めた、つぼみ類が、引っ込み始めています。

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by chikomomorara | 2013-02-07 22:49 | アスパラ栽培 | Trackback