エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

今週末からアスパラ収穫開始です!

お待たせいたしました!

ようやく、今週末あたりからアスパラの収穫開始、発送開始になりそうです。

f0186462_22204962.jpg
f0186462_22205861.jpg


これが本日のハウスの中です。

潅水して、ハウスを閉めてまだ2日ですが、5割がたの株から萌芽しています。
ハウスを閉めたといっても、一昨日と昨日は雨でしたので、ハウス内はほとんど温度が上がっていません。
昨日は、真夏を思わせるような豪雨のような雨も降り、なんだか気候がおかしいですが
明日からは、気温は低いものの、日がさすので、ハウス内の温度は大幅に上げることができます。

予報どおりであれば、一日中晴れますので、簡単に40度まで上げられますので
地温も2度くらい上げられると思います。
もっとも、これだけ芽が出ていますので、30度以上にすると高温障害も出てきます。
でも一気に地温を上げたいので、30度以上でもアスパラを保護するには
潅水して湿度を上げればOKです。

しかし、あさっての朝はマイナス2度という予報ですので、あまり湿度が高ければ
霜にやられてしまいます。

微妙にコントロ-ルしなければなりません。

とにかく、明日以降、どんどん萌芽すると思われますので
霜の害がなければ、土曜日あたりから、本格的に収穫することになるだろうと思います。

味のほうは、かなり期待しています。

まだ地温が低いので(14度以下)養分を上げ始めていません。
にもかかわらず、水分を与えただけでかなり甘くなっています。

またこれだけ、地温を上げないまま、いっせいに萌芽そろいをしたのも初めてです。
やはり、低温がよかったのでしょう。

これで、地温も上がり、養分を上げ始めたら、今までで最高の味になるかもしれません。

f0186462_223337100.jpg


ところで、今年は最高の準備が出来ました。

したいと思っていたことは、全て出来ましたし、1ヶ月間しんどかったですが
思い残すことは?ありません。

今行っているのが、最後の仕事です。

上の画像は、ハウス内の2重カ-テンの天井ビニ-ルです。

これは、夜の温度を少しでも保つために設置しているものですが
うちの場合、無理に早出しすることはありませんので、ここ2年ほどは使っていません。

この設備一式だけでも、設置するとなれば200万円以上はします。

また、以前ホワイトをつくっった時に使った遮光ネットもあります。
出来ればこれを巻き上げ式に使って、夏の日差しをやわらげたいなあと
前から考えていました。

しかしながら、春の収穫が始まってしまうと、その工事をする時間的余裕がありません。
立茎して、地上部ができると、収穫と地上部の管理で手一杯なんですね。

秋以降収穫が終わったあとは、脚立を持って入ることも出来なくなります。

だからこの時期にしか出来ません。

今年は、無理をしてでも何とかと思っていました。

で念願の工事を行い、明日で、これも全て終えることが出来ます。
(その代わり、ヘロヘロに疲れて、発熱も収まりませんが・・・)

まず、上のように天井ビニ-ルを完全に下ろしますが
これがまた上手くいきません。

巻き上げて、上のパイプにくくっていますので、ハウス内ではもっとも温度が高く
太陽光に焼かれるところです。
それで、ビニ-ルが溶着するところもあります。

下ろしていても、逆に巻いたりして、そのたびごとに、脚立を持って50メ-トルを
行ったり来たり。
多分、経験の無い人には、どういう事かわからないと思いますが
ハウス農家なら、一発で分かります。

とにかく、ここまで展開するのに、小一時間かかります。

f0186462_22515870.jpg


今度は1メ-トルごとに、パイプにビニールをつけている
パッカ-という器具をはずしていきます。
これが、カチッっとはめ込むものなので、指は痛くなるし、握力も必要なので
肘から先がしびれてきます。

f0186462_22553194.jpg


そして、50キロほどあるビニ-ルを下ろして、遮光ネットを上げて
今度は逆に、パッカ-で留めていきます。

これが完成の図です。

f0186462_22571186.jpg


遮光率50%なので、こういう感じに成ります。
今日は雨で暗かったので、こういう暗さですが、真夏はちょうどいいかもしれません。

天井いっぱいに展開するわけではなく、2メ-トル幅で、南側だけに設置しましたので
ほんの少し暗くなるだけです。
これでも効果があるかもしれません。

f0186462_2301027.jpg


巻き上げられるので、梅雨時など日照が必要なときには
このように、天井に巻き上げられます。

明日、3棟を行って、最終的に完成です。

もっとも、この工事、今年の春の出来にはまったく関係ありません。
効果があるとすれば今年の梅雨以降ですから、夏の生育に影響します。
夏のアスパラの出来にも少し関係ありますが、主に来年の春アスパラの
出来に影響がでてきます。

出来るときに、すべきことをきっちりと仕事する
これが大切です。

もちろん、効果が無いかもしれませんが(笑)
今すべきことをやりきったという事では、すがすがしいです。
(体調はぼろぼろですが・・・)

明日からの地温上昇により、アスパラが一変すると思いますので
明日の夜から、ご注文済みの方には連絡をいたします。

また明日から晴天が期待できますので、つぼみも増えてくると思います。

(おまけ)

アマゾンが日本国内のネット販売で主意になったとの報道がありました。
7000億らしいですね。
国内トップは、確か楽天で売上高1兆円を軽く超していたのにおかしいなあ?
とおもっていたら、楽天の商品売上高は、4000億とのこと、
だから、7000億円で日本トップらしいですね。

驚きましたねえ!

楽天の売上高は1兆4000億とのこと、主に出店料や広告料が大半を占めるらしいです。
という事は、1兆円も店舗からぼったくっていたんですね(笑)
「ショッピングで日本を元気にする」ではなくて「楽天が元気になる」という事だったんだぁ(笑)

もともと、きれいごとを言うところは胡散臭いものと決まっています。

曰く、「お客様の喜ぶ顔が見たいから!」とか「国民の生活が第一」だとか
「自分の喜ぶか顔がみたい」とか「自分の生活が第一」だったりします(笑)

まあ、世の中そんなものかもしれません。

今日の日経によると、その、三木谷、新浪なんかとともに、バカの一つ覚えのように
農業の活性化、農業改革のために意見具申をするそうな。

10~15年後を目指して、大規模化を推し進め、1農家あたり50ヘクタ-ルに集約することで
効率化を図るとのことです。

ちなみに現在の平均は、2ヘクタ-ル。

ほんと、バカですか?と思います。
バカでなければ、何かの悪巧みなんですね、きっと。

確かに、諸外国ではそのくらいの経営面積もあるでしょう。
しかしながら、最強の米国の小麦農家や、トウモロコシ農家などでも
実は、補助金まみれなんですね。
補助金がなければ、経営が成り立たないというのが、現実です。
(もちろん、日本では報道されません)

穀物メジャ-を擁し、作ったものは全て戦略物資として扱われ
余剰になったら、値崩れしないように、政府が買い上げて、外国に高値で売りつける。
(戦後の日本の給食が典型的な例ですね。ちなみにあのときの小麦は飼料用の小麦でした。)

そこまでしても経営が成り立たないのが、農業なんですね。
否、むしろ、大規模化を推し進めると、どんどん経営効率は悪くなります。

そもそも、何十ヘクタ-ルなんて、日本のほとんどの地域では、まとまった土地などありません。
2ヘクタ-ルですら、圃場は飛び飛びになり、実に効率は悪い。

食糧安全保障の観点からは、小規模農家がいっぱいいたほうが都合がいいはずです。

政府の金と手間で、土地を集約し、法人に営農させる。
そのままでは、間違いなく経営破たんしますから、企業やファンドという形で
資本参加する。
その上で、違った法人に経営委譲させる。

それが、外国人がらみなら、これは安全保障上まずいでしょう。

実際に、アフリカはじめ世界各地で、農地を買いあさっている筆頭格が、中国ですね。
日本国内でも、北海道では、そのような事例が、ここ数年激増しています。

そのうち、気がついたら、日本国内で作った野菜が、日本人の口に入らない。
代えても馬鹿高い。
そういうことが、でてくるかもしれません。

競争力向上?なんで、農産物を輸出しなくてはならないのか?
そもそも、食糧というものは、生きていくために必要不可欠のものです。
食べて健康になる。それが食糧であるはず。
身体にいいものは、間違いなく美味しいものです。

例えば、4月になれば、そろそろ出回るキヌサヤ
これなんかは、採れたてのものを、鰹節を削っただしで
つくった味噌汁に浮かべただけで、なんとも甘くて香りのある
それこそ、1杯何千円出してもいいかと思ウほどの野菜です。
決して、彩りだけの野菜ではありません。

でも、収穫して何日もたったようなキヌサヤは食べる価値無しです。
旬でもそうですから、季節はずれに作られたようなキヌサヤは
ゴミですね。

真冬のきゅうりや、真夏のレタス、大根なんかも同じくゴミです。

でも、そんなこといっていたら、ス-パ-では何も買えなくなってしまいます。
江戸時代にもどれとはいませんが、せめて、高度成長以前の
流通を再評価することが必要では無いでしょうか?

でも、変わるのは難しいかもしれませんね。

アスパラにしろ野菜にしろ、美味しくないものは食べたくありませんので
自分が食べているものを、よりおいしく作り、売って行きたいと
考えています。
[PR]
トラックバックURL : http://nizaemon.exblog.jp/tb/18669109
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by chikomomorara | 2013-02-20 00:09 | アスパラ栽培 | Trackback