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by chikomomorara

台風対策

心配していた、台風はなんということもなく、よかったよかったです。

雨も降らないし、風もたいしたことがなく、普段の大雨のときよりも
穏やかな、奇妙な台風でした。

以前も、こういう台風がありましたが、本当にこの頃、変な台風が多いですね。
多分、いじられているんでしょう。

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とは言うものの、一応台風ですので、備えはしなければなりません。

中心気圧が高く、弱いとは言うものの、台風はそれぞれの個性があり
一概に、気圧が低ければ、強いというものでもありません。

暴風圏もないので、サイドをおろして、バタつかないように、スプリングで留めていきます。

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台風でもっとも恐いのは、風です。
ハウスビニ-ルを破られたり、鉄骨が曲がったりする被害ですね。
うちのハウスでは、鉄骨まで行くと、多分1千万円以上の被害になるでしょう。
ハウス共済にも入っていますが、普通の火災保険とは異なり
補填されるのは、2割にも満たないでしょうか?

ですので、普通の作物では、まずはハウスを守ることを最優先に考えます。
25メ-トルくらいまでであれば、ハウスを密閉して、ハウスバンドを締めなおしたり
補強するわけです。

台風襲来の際に、ニュ-ス映像なんかで流される光景です。

ところがこれ以上の風になると、ビニ-ルは破れますが
破れるまでに、ビニ-ルが耐えますので、風の力がもろに、鉄骨にかかります。
そうなると、被害がビニ-ルどころではなくなりますので
「これは、来るなあ」となった場合は、ハウスビニ-ルを剥いでしまうのが
ハウス農家では一般的です。

密閉していても、台風の最中、あまりに強力だと、ハウスバンドを切りに行ったりするわけです。

ところが、アスパラの場合は、風雨にさらされ、暴風で長時間ゆすられると
壊滅的な被害になってしまい、回復できなくなる可能性が高いです。

ハウスは守っても、アスパラがダメになってしまうと
もう植え替えしかなく、そうなると、二年間は収獲できなくなってしまいます。

ですから、何が何でも、ハウスを密閉して、風雨から守らなくてはなりません。

ということで、上記のようなスプリングで留めていくわけです。
見てもらって、お分かりかと思いますが、指が痛くなります。

定植した年には、3回大型の台風が直撃しましたので
毎週、かなりの重労働でした。

何せ、1回対策すると、屋根も含めて1000本以上留めることになります。

ハウスの密閉すると、内部はかなりの高温多湿になりますので
蒸れてしまって、病気を呼び込むことにもなり、できれば
閉めたくない。
だから、ぎりぎりまで待って、こちらに来るとなったら、短時間で留めなくてはなりません。
(それでも、ほぼ1日仕事ですが)
通り過ぎたら、晴れますので、それこそ、一秒でも早く、はずして、ハウスを開けたい。

上記の年には、計6回、毎週、こういうことをしましたので
本当に大変でした。

でも、被害は最小限でとどめることが出来ましたので
何事も、できることをきちんとすることが大切です。

今回は、横からの雨さえ防げればいいという風でしたので
上のような対策のみでした。

でもこれだけでも、かなり熱気はこもります。

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ということで、午後にははずして、巻き上げました。

ところで、ハウスのほうはこういう感じです。

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これでもまだ親茎は多かったり、立て替えたりしていますので
収獲時、間引きながら作業しています。

急に蒸し暑くなり、地温が上がりすぎ、少し暴れだしています。

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元気といえば、過去最高の元気よさです。

何より、梅雨のこの時期にいたっても、いまだに殺菌剤はゼロです。
これって、驚異的です。

無農薬が必ずしもいいとは思っていませんので
まだ全く病気が出ていないうちに、早く、予防的に殺菌剤を巻いておきたいと思っています。

蒸し暑くなっていますので、収穫量は激増していますが、秀品率は今がそこでしょう。
本日の発送は、12件です。

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by chikomomorara | 2013-06-22 03:13 | アスパラ栽培 | Trackback