アスパラの今後の見通し
2013年 08月 22日
通風改善のための刈り込み、ほぼ終了です。
この時期にここまで刈り込むと、多分、今シ-ズンは手を入れなくてもよさそうです。
刈り込むと、ショックで萌芽しなくなります。
その程度は、刈り込む強さにより異なりますが
今回の場合は、少なくとも、2週間程度はかなり落ち込むと思われます。
今回はそれに加えて、しばらく水を切りますので
今後については全く予測できません。
アスパラ栽培には、他の作物よりも膨大な水が必要になります。
特にこの時期は、一年でももっとも水が必要なときであり
ましてや今年の猛暑です。
ですから、水を控えるというのは、かなり危険でもあります。
ただ、前回書いたとおり、出てくる水が半端なくどぶくさい。
多分、数年とか数十年とか、全く対流せずに、ダムの底にたまっていた水が
出てきているんでしょう。
そのくらい、今年の渇水は異常です。
お年よりも、生まれてこの方経験がないというほどの渇水です。
まあ、人間にたとえると、水分を摂らなければ、熱中症間違いなし
でも、飲める水は、消毒もされていない池の水しかない
ひょっとすると、食中毒になるかもしれない、その可能性が高い
さあ、どうする?といったところでしょうか?
この時期、根を傷めてしまっては、取り返しがつきませんので
大雨でも降って、匂いのない水が出てくるまでは、必要最小限の
潅水にとどめます。
ですので、その影響でも、芽は出なくなります。
とりあえずは、本日の萌芽の状況です。
まだ刈り込んだ影響が出てきていないので、少しまともなものも出ています。
一応予報では、明日以降4日ほど少し雨が降るような予報ですので
とりあえず、それに期待です。
希望としては、9月に入ってから、また順調に収獲を再開できればと思っています。
(その頃になると、少し暑さも収まるでしょうから、出てくるものの品質もいいはずです)
(おまけ)
今日の帰り、夜7時頃に、桜島が噴火していました。
(手ぶれしまくっていますが)
こういうときにまともに東風だと、こちらにも灰が降ります。
ところで、昨日、桜島の噴火について検索していたら、やっぱりありましたね。
脅かしまくっているのが(笑)
やっぱり、左巻きのブログでした。
ああ、こうやって、デマを広げるんだなあと、面白かった。
いわく、原発のリスクは津波と地震だけではない、火砕流もだとか。
活発に活動している火山の近くにある、川内と玄海原発が危ないらしい(笑)
川内については、100キロも離れているんですが・・・
その間には、海も山も沢山あるんですが・・・
それを全て乗り越えて、火砕流が行くんですか?
よく読んでみると、2万年前に噴火したとされる、姶良カルデラや阿多カルデラ
の噴火があったらということらしい。
でも、阿多の場合でも川内近辺では火砕流のあとは発見されていません。
玄海にいたっては、阿蘇から遠く離れているんですが、どうなんでしょう(笑)
もちろん、阿蘇の場合も、遠く北海道まで火山灰が降ったとされる噴火もあったとされていますので
九州北部まで火砕流が到達しないとも限りません。
でも、そんな噴火があるとすれば、九州全土瞬時に火の海でしょうし
日本列島だって分かりません。
地球規模では、とんでもない気象変動が、すぐにでも襲うことでしょう。
そのようなときに原発の一つや二つつぶれようが、屁みたいなものではないでしょうか?
まあ、どうしても、原発をなくしたいんでしょう(笑)
3.11直後にも、放射能の影響で、変な農作物が出来た!みたいな記事で
「真っ赤なゴ-ヤ」というのがありましたが、何のことはない、採り遅れて、熟しただけのゴ-ヤ
これが、取り上げられていました(笑)
まあ、そういうもんなんでしょう。
桜島の噴火は鹿児島県民のごく日常です。
そんなことよりも、湿潤な気候の鹿児島で、この干ばつ、特に薩摩半島では
かなり大問題です。
by chikomomorara
| 2013-08-22 00:42
| アスパラ栽培