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by chikomomorara

原木しいたけ

原木しいたけの栽培現場に行ってきました。

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自宅から車で30分ほどのところの山の中です。

ハウスと露地?で原木しいたけを栽培していらっしゃいます。

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ハウスの中はこういう感じ。

きちっと整然としているでしょう。
こういうところに性格というか、仕事ができるかどうかが顕われるんですね。

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こちらが栽培していらっしゃる、山下さん。
建設会社の経営が本業なんですが、数年前から原木しいたけに取り組んでいらっしゃいます。

実は、温泉仲間なんですね。
裸の付き合いですね(笑)

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奥さんとお二人で栽培していらっしゃいます。

建設会社なんかが農業分野に乗り出す動機として、よくあるのが
公共事業が減って、でも、解雇するわけに行かず、人員の維持のためとか
農業関係の仕事を貰うためにとか、そういうのが多いんです。

ただそれだと、従業員が栽培することになり、当然、賃金はそれほど多くないですから
モチベ-ション向上などは期待できません。
で、できるものも、良くてまあそこそこ、失敗するほうが多いんですね。

でもこの方は、純粋にシイタケ栽培に見せられたというか
四六時中、しいたけのことを考えているのが好きという現状のようです。

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一番初めに取り組んだ、露地栽培。

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まだまだ少ないらしいですが、それでも美味しそうなしいたけが、にょきにょき?
生えています。

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どうです?
きれいなしいたけでしょう。
なんといっても、鮮度も違います。

しいたけも、店頭に並ぶまでには1週間経過しているものも
ザラにあると、中卸の社長酸に聞いたことがあります。

これでも、山下さんに言わせると、まだまだらしい。

うちの春のアスパラで考えるのと同じようなものですね(笑)
微妙に、姿かたちにおいて欠点がなく
これは100点満点といえるものを求めようとするんですね。

でも、味はほとんど変わりません(笑)

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ちなみに、これはかなりいいらしい

なるほど、菌が均等に回っているようですし
全く開ききっていません。
こういうしいたけは、店では見ないですね。

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ただ自分が買うんだったら、これでも十分かなあと思いました。

少し薄いものも混じっていますが、切って使うにはこれで十分。
鮮度が良くて、味が変わらないのであれば、サイズもそろってなくても
いいじゃあないかなあと、個人的には思います。

ちなみに、売っている生しいたけには、菌床栽培と原木栽培された二通りのものがあり
原木のものは極めて少ないです。

菌床というのは、えのきだけやシメジなどで見られるように
おがくずなどを容器に入れて、湿度ならびに温度管理された工場で造られた物です。

原木というのは上の写真のようなものです。

味は全く異なります。
なぜなら、きのこは自然の菌が繁殖して生えてくるものなんですが
雑菌と自然の菌とでは、はるかに雑菌のほうが強い。
(野菜と雑草と同じようなものですね)

アスパラの土壌なんかでもそうです。
善玉菌と悪玉菌では後者のほうが圧倒的に強い。

ハウスでも土壌消毒なんかすれば、どちらも死滅します。
否むしろ、善玉菌は全て死んでしまって、悪玉菌だけが生き残ったりする。
その後は悪玉菌が大発生します。
そこで、それを殺すために、再び、殺菌剤を何度も散布したり・・・

それと同じように、菌床栽培では、おがくずもまずは無菌状態に殺菌する
その後、しいたけ菌を植え付け、雑菌がはびこらないように管理する。
その際に、いろんな薬を使ったり・・・それが企業のノウハウなんですね。

だから、味覚の鋭い人では、薬くさいと感じたりする。

原木の場合、薬を使うことはありません。
その代わり、雑菌がはびこらないように、しいたけ菌が勝つように
栽培に当たっては、いろいろと工夫するわけですね。

その上、原木というのは、数年でダメになる。
木の養分を吸って、きのこができるわけですが
土のように、育てていくことが出来ません。
だから、毎年、数百本とか数千本、用意しなければなりません。
それを購入していては、1パック数千円のものでないと採算にあいません。
だから、基本的に、山を持っていないと出来ない栽培です。

木を並べるにしても、とてつもない重労働です。

だから、同じコストをかけるのであれば、菌床にしたほうが
はるかに、生産性はいいわけですね。

だから、原木しいたけというのは、もともと希少なもので
その鮮度のいいものといえば、なかなか手に入れることは
難しいと思います。

今日は、貰ってきて、数年ぶりでしょうか?
美味しいしいたけの天ぷらを、食することが出来ました!

ここの山下さんのしいたけ、現在、同じくおちゃのこネットに出店すべく
準備中ですので、ご期待ください。
購入できるようになれば、ブログでも紹介したいと思います。

また、これからシ-ズンが始まるとのことなので
お試し的に、野菜セットにも少し入れるように出来ないかと
ただいま交渉中ですので、楽しみにしていてください。

何せ、これから、鍋のシ-ズンですので。

ちなみに「それまで待てない!しいたけだけでも送って欲しい!」という方は
メ-ルでご連絡ください。

多分、このしいたけ、お歳暮などで贈られると、とても喜ばれると思います。

偽装だらけの今の世の中ですが、鮮度、品質と価格、そして何より重要な
作っている人の人となりは、保証します。
(しつこいですが、裸の付き合いですので  笑)

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by chikomomorara | 2013-11-07 01:33 | 近況 | Trackback