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by chikomomorara

台風その後

メ-ルで、数多くの励ましをいただき、ありがとうございます。

幸い、最大瞬間風速70メ-トルのようなことはなく
少なくともハウスの被害は免れました。

よかったよかったです。

もちろん、どうなるかわからなかったので
できることはすべて行っています。

台風対策については、2008/9/18に記していますので
ご覧ください。

台風対策

今回は以前とは異なり、換気扇がついていますので
ハウスは密閉、換気扇を回して、内部を負圧にして、ビニ-ルがばたつかないように
しておきます。

もっとも、停電になったら意味がありませんので
暴風圏内に入ることが予想され、停電の可能性がある場合は
発電機を事前に借りて置きます。

そして、発電機に切り替えておいて、定期的にガソリンを補充しに行く
というわけです。

ただし、まったく外に出られないくらいの暴風であれば
車で移動できませんので、ハウスに常駐するか、半ばあきらめるかしかありません。

今回は、930hPaくらいできた場合、お手上げですので
発電機は借りませんでした。

そのため、停電になっても持ちこたえるように、スプリング留めを念入りにしました。

これも、ハウスを密閉すると、内部は35度以上、湿度80%は軽く超えるような
サウナになりますので、アスパラのことを考えると、少しでも短時間に抑えたいところです。

ですので、外で作業できるぎりぎりの時刻を見計らって、急いで閉めこんで
台風が去ったら、これも急いで、はずしてハウスを開けることになります。
開けるほうは、それこそ雲でも切れれば、あっという間にハウス内は50度以上になります。

そういう状態であれば、30分でアスパラはダウンしますので、こちらも一刻も早くという
作業になります。

ですので、台風が来たりすると、農家や漁師さんなど大変なんですね。
こういうのは、想像できないと思います。

ちなみに、アスパラではハウスを密閉しますが、大方の場合、ハウスは逆に
ビニ-ルをはいでしまいます。

ビニ-ルがなければ、ハウス自体は被害を受けませんので
そうするわけです。

アスパラの場合は、ゆれに極端に弱い作物で、長時間風雨にさらされると
その後の収穫はもちろん、来年まで悪影響が残ります。
場合によっては、栽培継続ができなくなるまで、追い込まれることもありますので
作物優先にするわけです。

もちろん、閉めこむことによる悪影響はありますので
しばらくは、元気を回復させてやる管理を行います。

ちなみに、ハウスビニ-ルが破れたり、ハウスが倒壊したような場合
「多分、保険があるのだろう」とか「補助金が下りる」とか
考えると思います。

もちろん、ハウス共済というう物に入れば、一部の補填はあります。
ところが、一般の火災保険などと異なり、再建できるほどの額ではないんですね。
たとえば、天井のビニ-ルが5メ-トル破れたというような場合
補填されるのは、この部分の金額です。
もちろん、1メ-トルでも破れてしまったような場合はもう使い物にはなりませんので
すべて張り替えることになります。

この場合、うちのハウスだと1棟30万円はかかりますが
共済から支払われるのは2~3万円です。

補助金にしても、激甚災害に指定されるほどの、広範囲かつ甚大な被害がある場合でなければ
普通はありません。

だからお年寄りの場合、こういうときの被害をきっかけに
廃業したりするわけなんですね。

ともあれ、今回はハウスは無事でしたので、とりあえず一安心です。
アスパラも、少し弱ってはいますので、その回復に1週間程度かかるかもしれません。

まあ、30度以上のサウナのような蒸し蒸しした中に24時間とかいるわけです。
光合成はできないのに、高温多湿ですから、成長してしまいます。
どんどんエネルギ-を使ってしまうわけです。
その上、暴風が吹き荒れる、中にいるわけですから、風雨の音だけでも
疲れるんだろうと思います。
実際、人間でも怖い思いをするほどですので
植物でも、すごいストレスでしょう。


露地野菜は、倒されたり、暴風雨に半日以上さらされていますので
それなりに被害を受けています。

回復の可否、またどのくらいかかるかなど
今後の天候によっても変わりますが
ざっと見たところ(忙しくて、じっくり見ていません)
全滅というまでの被害ではなさそうです。

よかったよかったです。

取り急ぎ、ご報告です。

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by chikomomorara | 2014-07-12 03:38 | アスパラ栽培 | Trackback