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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

勇敢なる水兵

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今日のハウスです。
一見、あまり問題ないように見えるのですが・・・

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このとおり、病気の進行が一気に速まりました。

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今回の主な病気は、茎枯病
進行すると、アスパラの栽培を断念しなければいけないほどの重要病害です。

主に、露地栽培で雨に当たると、この病気が蔓延します。
ですから、ハウスで雨よけ栽培しているのも、主にこの病気を防ぐためなんですね。

放置すると病原菌が爆発的に増えますので、少なくとも羅病したく気は持ち出さなければなりません。

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収穫の際にこのように持ち出しています。
収穫する茎よりも多いくらい・・・

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これが初期の病斑

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きったところを見ても、何も問題なさそうなのですが

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病斑のところはこのように入り込んでいます。

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原因はここ2週間ほどの、高温多湿です。

一日中高温とか、一日中雨降りとか、それでも困るのですが
ここ2週間は、蒸し暑い上に、かんかん照りに晴れたかと思えば
数時間後に土砂降り、その後晴れて、猛烈な蒸し暑さとか
それで一気にハウス内が蒸れてしまったのが原因です。

さてどうするか?

一ヵ月後には一面緑色に回復させなければ、来年の収穫が、最悪の場合皆無になります。
もちろん、無収入に近くなりますし、回復も絶望的になってしまいます。

ですので、ここ1週間ほどの処置では失敗することはできません。

農薬では治療はできません。
殺菌剤というのは、茎の表面をコ-ティングして、菌が入り込むのを防ぐという仕組みです。
上記のようにいったん入り込んだものは治療不可です。

切って持ち出すしかないのですが

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試しにもっとも被害のあったところを、切って、持ち出してみました。
健全な茎に絡まりあっているのを、ほぐしながら持ち出しますので
一畝で、延べ10時間かかっています。

健全な茎を傷つけることもあり、そこから病原菌が入りますので
かえって逆効果となる危険性もありますし
第一、収穫以外ににこればかり専念しても、90日以上かかってしまいます。

また、ハウス内は晴れると40度近辺になりますので、体を壊してしまいます。

実際、ここ数日やっていたら、微熱発生です。

なんらか考えなくてはなりません。

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ところで、やっとアスパラ菜、本葉が出始めました。
明日以降、晴れても、少し乾燥した空気になりそうなので、葉物野菜の種まきも急がなくてはなりません。

(おまけ)
やるべきこと満載なのですが、ここ数ヶ月、ハウスではずっと、行進曲を流しています。
君が代から始まって、戦前の曲もいっぱいです。

MISIAから軍歌まで守備範囲は広いです(笑)

軍歌まで聴くようになるとは思っても見ませんでしたが
聴いていると、何か心がきれいになるように思えます。

「箱根の山は、天下のけん~」という歌がありますが
正式名称は「勇敢なる水兵」なんですね。
知らなかった。

戦前というのは今まで教えられていたように、「暗い時代」ではなかったように
思えます。
もちろん、自分では知りませんが、少なくとも今よりもまともな時代ではなかったのか?

左翼メディアが、「弾圧されて、どうこう」とか、「特高警察が~」とかほざきますが
実際、それらの連中が一掃されて、いなくなったという話も聞きません。
それどころか、殺人罪で刑務所に収監されていたメンバ―が戦後、釈放されてもいますね。

まあ普通の国なら、弾圧されたら即刻殺されるのが落ちでしょう。
(処刑して置けばよかったのにと・・・)
そこから考えると、いわれているよりももっと民主的ではなかったのか?

また、「軍部が暴走して~」とかいいますが、戦争に突っ走ったのは
国民が暴走したからです。
それを煽ったのが、例の朝日新聞をはじめとするメディアですね。
その後ろには、コミンテルンが。

まあ、昔ですら、スパイ天国だったのかもしれません。
もっとも、連合国内でも、コミンテルンのスパイだらけであったようですから
仕方ないのかもしれません。

そういう事実を元に、反省しなければなりません。
by chikomomorara | 2014-09-08 02:38 | アスパラ栽培