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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

恵みの雨

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本日のハウスの状況です。
6月になっても、まだ病気の兆候がありません。
からっと晴れているのと、夜が寒いくらいの低温傾向のためでしょう。

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湿度が高く、蒸し暑いくらいのほうが、萌芽量は多いです。
今年は、昼夜の温度差があるため、養分転流が滞りなく進んでいます。
量は少ないものの、きれいなものが出続けています。
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何だ!こりゃ!
春の出初めにしかあまり見られない、3Lサイズです。
2本くくりで一束のものですね。
夏アスパラの場合は、1~2日の光合成で稼いだ養分で作られますので
このサイズはあまり見かけません。
出たとしても、いきわたるほどの養分がないため
見てくれは太いものの、比較的重量の軽いものしか出ません。

これは、袴の形を見てもわかるように養分十分
重いですし、出てくる樹液も糖度があるため、べたべたしています。
春の養分がまだ大半残っているためかもしれません。

どちらにせよ、これも初めての体験です。
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一方、露地畑はここ1か月ほど、雨らしい雨が降っていません。
からっからです。
かぼちゃも全く育っていません。

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トウモロコシ、オクラ、ゴボウ、大根もこの通り
全く育っていません。
発芽したものの半分くらいは、消えてしまいました。

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そういう中で、極めて順調なのが、ジャガイモ。
ごろごろと鈴なりです。
これまた、珍しく、掘り取ったすべての株で、今のところ
種芋がそのまま無事に残っています。

普通は、とろけてなくなっていたりするのですが、それだけ種芋の養分を使わずに済んだということかもしれません。
光合成がうまくいったんでしょう。

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これで、2株分の収穫です。
ちなみに、ジャガイモは茎の肥大化したもの
さつまいもは根っこが肥大化したものです。

ですから、さつまいもは長期保存に向きます。
というより、長期保存してから食べるものです。
掘りたてはおいしくありません。

それに対して、ジャガイモはそもそも茎ですから
鮮度が良いほうがおいしいです。

掘って、2~3日中に食べると、皮も薄いし
香りがあります。
掘りたてを、蒸したり、ゆでたりしてそのまま塩をつけて食べると
こんなにおいしいものはありません。

年2回の楽しみです。

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ハウスとハウスの間の小松菜、さすがに虫の巣になり、耕してすきこんでしまいました。

ここは今度は秋野菜ですので、米ぬかともみ殻をまいてすきこんで休ませます。

(おま)


温暖化はデマですね。













by chikomomorara | 2017-06-07 01:31 | アスパラ栽培