エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

<   2013年 01月 ( 19 )   > この月の画像一覧

ホワイトアスパラ

f0186462_20463266.jpg

ホワイトアスパラが採れました~!!

というのは、ウソで(笑)
ホワイトもドキですかね。

先日も書いたとおり、もう芽が出始めているアスパラが今年は多いです。
暖かくなったから、出始めているというわけではなく
休眠打破に必要な、低温遭遇時間が満たされたからです。

平たく言うと、もう十分眠りました。
という事ですね。

人間で言うと、昨夜10時にふとんに入って、すぐに爆睡
夜明けはまだだけれども、5時くらいに自然に目が覚めたという事でしょうか。

でもまだまだ、作業があります。

まずは、バ-ナ-焼きで、そのままにしておくと焼きアスパラになってしまいます。
本数も多いので、掘り採ってみました。

f0186462_20464011.jpg


少し地面から芽が出ていますので、先はピンクになっています。
(寒いとピンク色になります)

でも、土の中に入っていた部分は、ホワイトそのもの。
土を盛っているわけではないので、成長が抑えられているわけではありません。
なので、特にずんぐりと太いというわけではありません。

食べてみると、まったくホワイトそのものの味です。

よく、「ホワイトは作っていないのですか?」と訊かれるのですが
以前一回作ったことがありましたが
もう作りません。

味というと、新鮮な山菜のような、鮮烈な香りと苦味、そして甘さが加わった
美味しいものです。
でも、加熱すると、香りが飛んでしまうようですね。
やはりホワイトは、生に限ります。

f0186462_2101530.jpg
f0186462_2102485.jpg
f0186462_2103648.jpg


これ、以前ホワイトを作ったときの画像です。

50メ-トル二本、作りましたが、盛った堆肥の量が。これだけで4トン!!
全て、手作業で運んで盛っていますので、地獄のような作業です。

その上、収穫だ大変!
春のこの時期は、ハウス内を閉めこむことが多いので
天候によっては、アスパラの伸びが速いです。
だから一日2回収穫する必要があるのですが
とにかく、一分を争って、収穫する時期です。
グリ-ンだけでも大変なのに、ホワイトは、掘り採って収穫しますので
5倍くらい時間がかかります。

美味しいのはおいしいのですが、やはり個人的にはグリ-ンのほうが
うまみがあって美味しいと思います。

春の新芽らしく、苦味と香り、甘さといっても
日本には、独活や、蕨やたらの芽など、もっと美味しいものがあります。
だから個人的には、わざわざ作らんでもいいか!
と思っているんです。

ところで、ここ数年、アスパラ農家の中ではホワイトが流行っているんですね。
なぜかというと、グリ-ンよりも単価が高いから。

でも上記のような手間がかかったのでは、採算にあいません。
そこで考えられたのが、「遮光のホワイトアスパラ」です。
土の中で光が当たらないので、白くなる。ならば、ハウスごと、暗くしてしまえ!
という、ヤケクソのような(笑)栽培です。
これなら、グリ-ンとまったく同じような収穫ですから
それほど手間はかかりません。

でも、手間を省いても味は同じ。とは行かないもので
こうして作られたホワイトは、はっきり言って、「まがいもの」です。
美味しくありません。
上から押さえられ、じっくり育つこともなく、周りから土の養分や水分が
補給されないからでしょうか?苦味がほとんど無いんですね。
甘くて、ただそれだけの味です。

深ネギは、土寄せして白くしますが、土寄せしないで
暗くして作ったネギと考えてもいいですね。
やはり、土の養分が入らないから、深みのある味にはならないですね。

実際、以前作ったときに、この遮光の作り方も、少し実験してみたんです。

まあ、ホワイトはやはり、昔ながらの土寄せして作られたもので
収穫後、3日目くらいまでのものでなくては本来の味では無いでしょう。

そういう意味では、いくら、世界最高水準と銘打っていても
フランス産のホワイトなんぞは、これまた、ゴミ以外の何者でもないでしょう。
少なくとも、収穫してから1週間は経っているでしょうから。

こういうのも、以前お高いところで食べたこともありますが
ただ単に、苦いだけのものでした(笑)

これからも、ハウスを蒸しこむ前に、採らなくてはいけないアスパラがあれば
野菜セットに、味見程度に入れてみようと思います。

ちなみに、上のアスパラは、ちょうど料理屋さんに野菜セットを発送する日でしたので
少しお入れしてみました。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-31 21:25 | アスパラ栽培 | Trackback

不測の事態?

f0186462_23193470.jpg


この1週間で、地上部は全て刈り、このような状態になっていましたが

f0186462_23203395.jpg
f0186462_2320442.jpg


本日やっと、全てハウスの外に持ち出しが完了しました。

全部で20トンくらいあるので、かなり疲れます。
その上、外は寒く、寒い季節風が吹いていましたので
運び出しには汗はかくは
外にでれば寒いは・・・で、大変でした。

まあ、でも本日、全て持ち出せたので、少し山を越しました。

f0186462_23241259.jpg


とはいえ、地面にはまだまだ、葉っぱが積もっています。
この葉っぱに病原菌がついている可能性があるので
葉っぱをなくさなくてはなりません。

f0186462_2334456.jpg


そこで、レ-キで集めて、それをまた持ち出します。

f0186462_23345231.jpg


どれだけ念入りにしても、葉っぱはまだ残ります。

f0186462_23354533.jpg
f0186462_23362322.jpg


そこで、業務用の灯油バ-ナ-で丁寧に、焼き払います。
表面の葉っぱは全て、なくなりますので、病気のリスクは、かなり減少します。

ところが、土の少し中に入ると、まだ葉っぱがありますので

f0186462_23384014.jpg


今度は土を少し掻き落とし
再度、バ-ナ-で焼いていきます。

f0186462_23395144.jpg


株の周りも、完全に焼けますので、ここまですれば完璧です。

これで、アスパラにはつきものの病気、斑点病と茎枯れ病は何とか抑えることが出来ています。

ちなみに、野菜の病気というものは、でてしまったら、もう終わりです。
それからいくら薬を散布しても、治るということはありません。
よくて、それから広がることを抑制できるということだけです。

ほとんどの場合、完全に抑えこむ事は出来ません。
ですので、薬を散布するにしても、予防的に散布する
これが原則です。

でもこれがまた、収獲に追われている夏の最中に、行うのはこれまた大変な作業です。
また、薬でも予防できないことのほうが多いものです。

ですので、今の間に、できるだけのことはしておく
これが大切です。
でも、これだけやると、これから2週間はかかります。

このあとに、最大の山場、堆肥入れと肥料の散布などが控えており
やはりやりきれない場合が多いんですね。

しんどいですが、病原菌でも1000度以上の炎に焼かれると、必ず死滅します。
なので、うちでは毎年、何があっても行うようにしています。

(おまけ)

本当に、日本は反日というか、売国奴ばかりになってしまいましたね。
布教活動のために、国を売る発言を繰り返す、与党政治家
首相経験者までもが、今になって、またぞろ中国様の手先になって・・・

またこれからも、河野や加藤といった、売国奴がどんどん出て行くそうな・・・
もう、帰国できないようにして欲しいところです。

おまけに、売国マスコミは以前の通りですが
早く、スパイ防止法の立法が待たれるところです。

普通の国なら、当たり前のことです。

政治家が敵国に迎合するような行動をすれば、これはもう政治生命はもちろん
生命まで、分かったものではありません。

中国・韓国は、まさしく敵国です。
なぜなら、相手国は、敵国として日本を見ているわけですから。
で、何十年も、反日教育を行い、自国の軍隊に対しては
清掃準備をせよとの訓辞も行われているわけですね。

何も、尖閣の国有化がきっかけになっているわけではありません。
中国も、そんな単純な国ではない。

もう、20年以上前から、粛々と侵略する手順を踏んでいるわけですね。
戦略的互恵関係?
そんなものは幻想でしかありません。
日中国交正常化は、国交断絶、不測の事態とは武力衝突ではなく
日本が何の抵抗もしないまま、領土を侵略されることにほかなりません。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-29 00:03 | アスパラ栽培 | Trackback

太いアスパラ

よく、「太いアスパラと細いアスパラ、どちらのほうがおいしいのか?」と聞かれることがあります。

「美味しい」というのにも、いろんな意味がありますし、「太いとか細い」というのも
人それぞれ違いが有りますからから、なんともいえません。

といってしまうと、実もふたもないので
少し書いておきたいと思います。

まずは、美味しいアスパラの見分け方からです。

よく料理番組などで、「穂先のそろったものを選びましょう」とか言っていますが
何も分かっちゃあいない(笑)

穂先が開いたようなものは、それはごみですね。
ましてや、開いてぼさぼさになっているようなものなど、食べる価値もありません。
なぜなら、収獲してから時間が経ちすぎているからです。

そもそも、店頭に並ぶのは、早くても収獲から3日経過しています。
アスパラは、成長の速い作物ですので、あっという間に味が落ちてしまいます。
それに加えて、ほとんどの場合、「美味しく作ろう」と栽培されたものではないですから
収獲したてでも、えぐみがあったり、美味しくない。
それが、3日以上も経過すれば、アスパラの美味しさなんて分かりません。

まあ、そういってしまうと、これまた実もふたもないですから
下の画像をご覧下さい。

f0186462_23442516.jpg


これ、昨年の3/27に撮っています。
もちろん、当日の収獲分で、機械でカットしている途中に撮っています。
発送まで、時間がないときに機械をとめて、わざわざ撮っていますので
昨年の収獲分の中でも、かなりよかったほうに入りますね。

もちろん太さも十分ですが、もっとも見ていただきたいのが
はかまの部分です。
三角形のところです。

春のアスパラでも、夏のアスパラでも、十分に栄養を持っているものは
形が正三角形に近いです。

f0186462_23502978.jpg


これを見ると分かると思いますが、正三角形よりも膨らんでいる。

このアスパラなどは、完全に超特撰アスパラです。

春のアスパラは、根っこの養分ででてきますので、収穫が進むと
根っこの養分が減ってきて、糖度が落ちてきます。

そうなると、この三角形が、二等辺三角形になってきます。
もっと進むと、えぐれたような二等辺三角形になってきます。

もちろん、収獲前半でも、気候がよく、どっと萌芽した、翌日や翌々日は疲れがでて
三角形の形が変わってくる。
でも根っこの養分があれば、また回復してきます。

でもいつまでも続くようであれば、「これはもう、親茎を立てなければ」と考えるんですね。

そのときに、もっとも参考になるのが、はかまの形なんです。
もちろん、はかまの部分が、ゴツゴツしていないことも重要なポイントです。

f0186462_23583853.jpg


次に少し専門的になりますが、アスパラの重さも判断材料にします。
比重ですね。
春ですと、収穫が進むにつれて、だんだんと軽くなってきます。
中身が詰まっていないというか、イメ-ジ的にはそういう感じです。

それこそ、収獲初期では、これはLサイズではないか?と思うような太さのものでも
2Lのところに落ちたりします。
重量で選別する機械なので、そうなります。

逆に、収獲後期では、2Lと思われるような太さのものが、Lサイズに落ちるようになります。
持った感じでも、やはり軽くなってきます。

上の切り口でも分かるんですね。
これも、3/27に撮影しています。
機械で切った直後の画像です。

実は、アスパラの甘さとか、アスパラの味というのは、緑色の部分にあります。
だから、緑色の部分が多いほうが、より美味しいといえます。
これも収穫が進むにつれて、真ん中の白い部分の割合が多くなってきて
あっさりとしてきます。

ここで、太いアスパラと、細いアスパラとどちらがいいかということですが
例えば、上のような、太いものなら80グラムくらいあります。
これがもっと細いものであれば、同じ重さで3本有るんですね。
当然、本数の多いほうが穂先も多いですし、茎の部分の緑の部分も多くなります。

ですから、例えばパスタなんかに使うということで、切って使うような場合
上の太いものよりも細いものが多いほうが、間違いなく美味しいです。

でも、料理屋さんなどでは、圧倒的に太いものを欲しがります。
うちでも、春のアスパラでは30軒以上の料理屋さんとお取引させてもらっていますが
ほとんど太いものとの、希望が多いですね。

なぜかというと、太いもののほうが立派だからです。
皿に、盛り付けたときに、メインを張れるのは、やはり上のようなものか
一回り細いものまでで、でなければ、アスパラ1本とか2本で、3000円とか5000円とか
取れません。
言ってしまえば、それだけのことなんですね。

もちろん、家庭でも天ぷらにしたりすると、これくらい太いと、食べ応えはあります。
しかし、火が通りずらいので、今度は調理の腕が必要になったりしますので
(焼く場合も同様ですが)
意外と、扱いずらいものです。

ちなみに、収穫が進むと同時に、太いものは少なくなり、徐々に細くなってきます。
(それでも、太いものを無理やり出す技はあるのですが)
また、立茎後のアスパラは、数日分の光合成の養分ででてきますので
そもそも、太いものはそうでてきません。

ですので、「太くて、なおかつ味もしっかりとあり、糖度も十分」
というアスパラは、春のこの時期にしかありませんので
超特撰アスパラでは、数本は必ずお入れするようにしています。

ちなみに、アスパラは、ふきとは異なり、太いほうがスジっぽくありません。
よくある、Sサイズ以下のもの(ボ-ルペンの芯くらいの太さのもの)
は半分くらい、スジばかりで、そのままでは食べることが出来ません。
細いので、剥くわけにも行きませんから、結局は棄ててしまうことになります。
(こういう場合は、ミキサ-にかけて、ス-プにすることがおススメですが)

ここから、あのミニアスパラなるものが出てくるわけなんですね。

もっと専門的なことを言えば、アスパラの延びる部分は、穂先の少し下の部分なんです。
25センチだと、上から三分の一くらいでしょうか?
そこの部分が延びる。
だから、はかまとはかまの間隔を見れば、どういう温度管理、水管理をしているかというのが
推測できます。
否時地域のアスパラであれば、ここ数日冷え込んでいるのに
間隔が、やけに広ければ、無理に温度をかけているということになりますし
間隔にばらつきがあれば、温度管理がしっかりと出来ていないということも分かります。

間隔が均一で、きれいなはかまであれば、見た目にもたたずまいがきれいです。

このあたりは、生えているところを見ていただければ一目瞭然です。

毎年、数十組の方が、収獲体験にいらっしゃいますが
「おいしいものは?」と聞かれて、いろいろと説明したあと
「たたずまいのきれいなもの」というと、皆さん、きちんといいものを収獲して
持ち帰られます。

ところで、改めて昨年の画像を見ると、昨年は例年よりも遅かったんだなあと
思います。

f0186462_039295.jpg


これ、4/4に撮影していますが、3本とも同じ株です。
いっせいに、4/4になって初めて出始めています。

はかまも膨らんでいますね。

はかまが赤っぽいのは、朝の気温が低かったからです。
アスパラは全て、きゅうりのブル-ムのように、白いろうのようなもので、自分を保護しています。
これが、特に白っぽいことから、初めて出始めた新芽だということが分かるんですね。
春芽では、一株から20~30本採りますが、周りに収獲あとがないことからも
分かります。

今年は、今のところ、収獲開始は早くなりそうに思いますし
また出来も、昨年よりもよさそうですが、出始めてみないと分かりません。
出始めるまでは、実は祈るような思いです。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-25 00:49 | アスパラ栽培 | Trackback

力強い味方です

アスパラの作業、ここまで進みました。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-22 23:47 | アスパラ栽培 | Trackback

プレミアムアスパラガス

今まで、楽天市場でも毎年、全国1位を獲得してきた、仁左衛門のプレミアムアスパラ
名称変更しました。

3年前の大異変から復活したという思い入れもありますので、どうかなあと思ったのですが
どうも、何でもかんでも英語にするということにも疑問を感じますので
「超特撰アスパラ」略して、「超特」にしました。
(あまり変わらんかもしれませんね! まあ自己満足ということで  笑)

食べていただいて、驚くというよりも、ほっとするというか、心が温まるようなアスパラをということを目指していますので、「ほっこりアスパラ」とかもいいかなあと思ったのですが、意味がよく分からん。
「美味しいアスパラ」というのもどうかなあと思ったのですが、まあ、秋まで全期間を通して
美味しいと思いますので、春のこのシ-ズンの、そして、選んでお送りするアスパラ
これがよく分かりそうと思いましたので、特撰、そして、その中でも、かなり選んでいますので
超特撰という名前にしました。

ところで、春のアスパラは甘くて・・・と書きましたが、その舞台裏を少し書きます。

根っこに蓄えた養分で萌芽すると、昨日書きましたが
例えば、1000蓄えていたとすると、収獲期間の50日程度、毎日20ずつ出すわけではありません。

まず、養分を使い切ってしまうと、枯れてしまいますので、100くらいになったところで
アスパラをそのまま伸ばして、親茎にします。

残りの900はアスパラの調子によって、出て来る量とか品質とか大きく変わってくるんです。
例えば、ある日は50養分を使って萌芽したと思えば、翌日は20とか、天候によっては
いきなり、2とか3とか、そういうこともあります。

アスパラも生き物ですので、調子よく出し続ければ、疲れがくるんですね。
これは毎日収獲する野菜は同じです。

違うのは、まず、アスパラの場合、極端に夜の気温に左右されるということです。
湿度が高く、いかにも春らしい曇天のような夜で、気温の低下がないその日のあさは
驚くほど、きれいなものが出てくるものです。

最高なのは、前日、日中晴れて、気温が上がり、夕方から曇り、雨天に向かう
そういう日です。
でも、意外と、春というのは、強風が吹いたり、夜冷え込んだりすることが多いです。

ですから、ハウスでは、夕方からハウスを閉めて、太陽熱を包み込み、湿度も保ちます。
ただ、晴れていると、ハウスを閉めると、すぐに40度とかになりますので
そうなると、疲れがでてしまいます。

その夜の気温も考え、大体5分単位くらいで閉めこみ方を変えています。
また閉める際にも、潅水し、ハウス内の湿度を保って、空気中の水分に温度を抱え込ます。

また、アスパラの調子は、土壌水分にも左右され、夏ほどではないですが
土壌の肥料分にも左右されます。

この時期は、主に根っこの養分で萌芽しますので、肥料はあくまでも、補助的なものです。
疲れが見えはじめそうなときに、ちょっとアミノ酸を吸わせてみたり
カルシウムで、萌芽を抑えたり、そういう感じです。

普通は、春のアスパラでも、とにかく肥料と水分をどんどん与え、温度をかけるような
そういう栽培をします。
上記の900の養分があるものならば、少しでも多くのアスパラを採りたい。
そのために、1本あたりの養分を少なくして、できるだけ本数をというわけです。

そして養分を補うために、どんどん窒素肥料を吸わせるわけですね。

そういう栽培をすると、必ず、苦味とかえぐみがでてきます。

でも、市場出荷では、えぐみがあろうが、スジがあろうが、関係ないんですね。
逆に言うと、えぐみがなくても、評価されるわけではありません。
また、通常の出荷では、共撰といって(よく、野菜の箱に印刷されてますよね)
いろんな生産者が持ち込んだものが、一緒に出荷されることのほうが多い。

味のこだわっている生産者のものも、そうでないひとのものも、ごちゃ混ぜにして
出荷されます。

だから、生産量の多い人がえらい!出したもん勝ち!という、業界の常識は
経済栽培である以上、合理的なわけです。

ただ、うちの場合は100%、個人販売で
市場を通さずに全て売りますので、味がもっとも大切です。
というか、まずければ、自分でもアスパラなんて買わないでしょう。
(他の野菜もそうですが)
ましてや、わざわざ取り寄せてまで、買わないです。

なので、味を落とすことは出来ないという、強迫観念のようなものがあります。

また、春の、それも、出始めてから2週間程度のものは
一年間の結晶ですから、美味しい上に、どこに出しても恥ずかしくないものだけをお届けしたい
と思っているわけです。

この出始めてから、2週間というのも、株によって出始める時期が異なり
その株、その株によって、強さも違います。

ですので、上記のような条件のいい朝であっても、採れたものすべてが全部いいというわけではありません。
また、収獲後半であっても、半月以上遅れて出始める株もありますので
その株にとっては、まだ出始め、つまり、もっともいい状態のものもあるわけです。

その日の天候、アスパラそれぞれの状態によって、異なりますが
毎年、2月下旬から3月上旬であれば、70%程度が全て、超特撰でもOKとなりますが
これが3月下旬になると、10%とか、1~2%の日もでてきます。

ですので、事前にご注文をいただいておき、お送りできるときには
50箱とか60箱お送りし、それが日によって20箱とかになり、後半にはもっと少なくなってくるわけです。

大体このシ-ズンは、一日2回収獲しなければなりませんので、午前中にすぐに収穫物を持ち帰り
伝票作成、2時間ほどの予冷が終わり、すぐにカットして袋つめ、それが終わると
すぐに収獲に、夕方帰ってきて、前の続きをし、夕方のものも冷やしたあと、すぐにカット
袋に詰めて、18時半までに配送業者に持ち込み、残ったものは、翌日の直売所に持ち込む用意をします。

よく採れたときには、大量に残りますので、夜の9時頃から、急いで、結束(あのス-パ-で売っている姿です)箱に入れて、大体深夜の1時とか2時に、山を越えて、卸売市場に持ち込みます。
で、帰ってきて、3時とか4時になって、発送完了メ-ルをして、明け方に就寝、2~3時間後に起きて
朝の収獲・・・という、毎日です。

昨年は、採れる量も毎日平均していましたので、直売所で、ほぼ完売できる量であり
それでも余るようなときは、全て、特盛りとして発送しました。
結束と市場往復の手間がなくなり、睡眠時間も5時間以上変わってきますので
市場に出すよりも安くても、メリットがあります。

だから、特盛りはお買い得だったわけなんですね。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-22 00:39 | アスパラ栽培 | Trackback
すでに、楽天市場の「アスパラ屋仁左衛門」は改修中でアクセスできなくなっています。

また楽天のサ-バ-を介した、メ-ルの送受信できなくなっていますので
これからは、nizaemon@tulip.ocn.ne.jp
あるいは、おちゃのこネットのお問い合わせからご連絡ください。

もちろん、電話は変わっていませんので 099-296-3480か 090-6146-3384にお願いいたします。

ただし、電話の場合、家にほとんどいないことのほうが多いですし
ケ-タイも、農作業中は、車の中においていることが多いので(汗をかいて、液晶が壊れたり
落としたりすることが多いので)、その場合は伝言していただけるとありがたいです。

楽天の店長ブログでは、春のアスパラについて書いていましたが
もう見ることが出来ませんので、販売前に再度、書いておきたいと思います。

まず、春のアスパラは、10月の萌芽停止以降、光合成で作った養分と、茎葉に蓄えた養分が
したの根っこに転流し、貯蔵根と呼ばれる根っこに蓄えられます。

ですので、完全に降り切って、地上部が枯れた状態になると、その部分は必要ありません。
で、今、一生懸命、刈っているというわけです。

そして、多分2月の中旬以降になると、根っこの養分を使って
でてくるものが、春のアスパラです。
2~3ヶ月分の養分ででてきますので、その分、とても甘いというわけです。

また萌芽し始めるには、休眠が明けないとよくありません。
人間で言うと、睡眠十分で、起きた朝は、元気な一日というのと一緒です。
その深い眠りのためには、寒さが必要です。
前から、5度以下500時間というのはそのことなんです。

で、現在の状況は、すでに350時間以上経過しています。
500時間前後、で眠りから覚めてきて、その後暖かくなると、いっせいに萌芽するというわけです。

ちなみに、アスパラ農家の常識では、一日でも早く収獲開始したい
収獲開始したら、少しでも多く収獲したい。
これが、当たり前の栽培です。

一日でも早くというのは、早ければ早いほど、単価が高い
そして、10月の収獲期間が長くなりますので、年間の収穫量もより多くなる
それが、要因です。

そのために、早くから窒素肥料を流し込んだり、ハウスを閉めこんだりします。

人間で言えば、もう少し眠っていたいのに、たたき起こすといったところでしょうか?

でもそれをすると、せっかくの春のアスパラが、肥料臭くなる、そして
あまりにも早いと、一年を通して、弱く育ったりして、病気に弱くなったりして
ろくなことがありません。
睡眠不足で、一日中、眠くてしょうがないというようなものです。

うちの場合は、単価は私が決めますし、今年一年、元気で乗り切りたいので
アスパラがでる気になってきたら、ハウスを閉めこむことにしています。

また、料理屋さんとの取引も多く、やはり、4月になってからの注文が殺到したりします。
ですので、できれば3月に入ってから、それも中旬以降に収獲開始したいというのが本音です。

春の収獲期間は、50~60日と短く、収獲とともに根っこの養分は減ってきますので
後半になると、あっさりとしてきます。
4月に、プレミアムとして出せるのは、萌芽が遅かった株で、3月中旬以降に出始めたものに限られますので
選ぶのに、大変なんです。

だから全体として、出始めるのが遅いほうがありがたい。

明日はそのあたりのことについて書きます。

本日、上半分は全て刈り取りましたので、明日からは、地際から刈り取る作業です。
今まで刈り取ったところから見ると、上記の希望とは異なり
今年は、早くから出始めるような、そんな気配も感じます。

まだ1月中旬なのですが、ハウス全開のいまでも、すでに萌芽し始めている株が10株ほど見受けられました。
もっとも全体で、6000株以上ですので、割合は少ないですが。この時期に出始めたというのは
今までで、初めての経験です。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-20 23:54 | アスパラ栽培 | Trackback

たいしたもんだなあ!

たいしたもんだなあ!と感心しました。

というのは、今週、例の「こころ旅」で、鹿児島だったんです。
1日目は、霧島の嘉例川駅までの道のり。
まるで、鹿児島の田舎そのものです(当たり前ですが・・・)
こちらの、いつも見慣れている風景と同じです。

コケが生えたガ-ドレ-ル(こちらは湿度が高いので、なんにでもコケやカビが生えます。)
苔むしたような、生垣の石垣やブロック塀

どこといわれなくても、鹿児島とすぐに分かるような映像でした。

そもそも、同じ鹿児島といっても、霧島は北薩で、気候も違います。
また同じ島津というのなら、先週の都城も同じ島津藩だった。

でも明らかに、田んぼの風景などは異なります。

車で、日本全国いろいろ走りましたから、その地方地方によって
植生や風土は異なるというのは、分かっていますし
そういうことからすると、霧島は明らかに、風土が異なっていて
当然なんですね。

でも、見える風景、それも人間の手の入った風景がまったく同じです。
細かいところで言えば、田んぼのあぜ道の草刈の方法とか
手入れの仕方とか、そういう蓄積で作られたものが
まったく同じ。

多分、同じ百姓でなければ気がつかないことかもしrませんが
たいしたもんだなあと思ってしまいました。

やはり、人間というのは、その土地土地の気候風土に根ざしてこそ
生きていけるものなんですね。
でも、一人で勝手に生きてくださいといわれても、生活できるものではない。

地域社会を形成し、その土地で何百年と蓄積されたさまざまなものがあってこそ
生きていけるような、そういうものだと思います。

地域柄、国柄といったものを、本当に大切にしていかねばなりません。

ところで、楽天のほうが終わりました。
今まで、使っていた、メ-ルでは連絡がつきませんし
nizaemon@tulip.ocn.ne.jp
でも、どうも調子が悪く、いただいたメ-ルに返事をしても
津お手いるかどうかよく分かりません。

明日、楽天のシステムにあわせて設定したものをリセットしなくちゃいけないようです。

定期購入等、返事が届いていないようでしたら
お手数ですが、新しい アスパラ屋仁左衛門にある、お問い合わせのほうに、文面をコピ-してご連絡いただけますでしょうか?

こちらのほうは、きちんと届いているようですので
よろしくお願いいたします。

今後、こちらの店での販売になりますが、広告などがない分
買い物もしやすいと思います。

また、以前、メルマガでも書きましたが、楽天ポイントが使え、クレジット決済が出来るほうがいいという
お客様には、同じく楽天市場の「かめあし商店」様で、春のアスパラはお買い求めいただけます。
1キロの単品しかありませんが、間違いなく、こちらから、同じ仕様で毎日お送りしていますので
上記のような利便性重視の方は、こちらのご注文いただければと思います。

いつまでも寒いため、つぼみ類は遅れていますが
アスパラ準備は着々と進んでいます。

刈り取っている茎葉からすると、昨年よりもできはよくなるような気がしています。
(そうなってくれればいいのですが)

収獲開始は、現段階では変わらず、2月下旬の予測です。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-20 02:58 | Trackback

全刈り作業開始です!


いや~、またまた寒くなっています。

ハウスまでの道路も通れるようになったので、本日からアスパラの全刈り作業を始めました。
もうこれから、10月末まで、休み無しのアスパラシ-ズン突入です。

f0186462_23281287.jpg
f0186462_23281778.jpg
二段にネットを張っていますので、まずは上の部分を刈って行きます。
刈ってから持ち出して、ネットを上げて、潅水ホ-スを除去、下の部分を刈り取って
それを持ち出したあと、きれいに掃除して、1回目のバ-ナ-焼き、1度土を掻き落として
2回目のバ-ナ-焼き、その後堆肥を運び入れ、資材を散布
軽くこううんして、畝を整形し、ネットを下げて、潅水ホ-スを設置して
あとは、温度が上がってくるのを待つという事になります。

同じ時期に、これだけ完全に枯れ枯れになっているのは初めてです。
それだけ、12月が寒かったという事でしょうか。

とにかく地上部の栄養は全て根におろすことが出来ましたので
春アスパラが楽しみです。

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-17 23:31 | アスパラ栽培 | Trackback

きれいだなあ!

白菜、きれいです!この白菜
最近よくある、F1種のものではなく(中が黄色かったりする、柔らかく甘い白菜)
昔からある、固定種の白菜です。
どちらかというと、茎の部分がしっかりとした、白菜らしい白菜です。

f0186462_16552871.jpg
f0186462_16553893.jpg
f0186462_165691.jpg
f0186462_16562677.jpg
f0186462_16564481.jpg


きれいでしょう!
しつこいですね(笑)
今日も、朝は強烈な霜がおり、野菜もそれに負けじと凍らないように
甘くなります。
また葉っぱも、力強くなっています。

いかにも、「生きている!!」って感じでしょう。
ここ2~3日、太陽の光も存分に浴びていますので、元気いっぱい!
見ていても惚れ惚れするような、姿です(自画自賛?です  笑)

こういう姿を見て、収獲したり、雑草抜きをしたりしています。

ただ、農作業をしてこんな感想を持つ百姓なんて、100人に一人くらいでしょう。

なぜかというと、例えば白菜なら、収穫期は1日に2000個とか3000個とか早朝から収穫するわけです。
人手をかけますので、一日に1個でも多く収獲して出荷したほうが人件費が助かります。
何の野菜でもそうですが、収穫期というのはそういうものです。

出荷して初めてお金になりますので、1日あたりの売り上げ、それしか頭にありません。
白菜でももっとも単価の高いサイズというものがありますので、それを以下に多く収獲するか
で、喜びは、出荷伝票が送られてきたとき(それで初めて売上高が分かりますので)
そういうものです。
サラリ-マンが給与明細を見て嬉しいのと同じです。

その観点から考えると、この白菜を見れば、農家なら100人中100人が落ち込みます。
どうしてかというと、上のものは全てごみなんですね。

開き始めた白菜なんて、商品価値はゼロです。
ここから、とうが立って、つぼみが出来ても、これまた単なるごみで
こういう状態になったら、早くトラクタ-でつぶして、次の作付け準備に入ります。

開き始めて、太陽を一杯に浴びた白菜の葉っぱのおいしさ、とう立ち菜の美味しさ
は、多分、家庭菜園でもやっている素人か、素人から少しけ毛がはえたような
有機かぶれした、変わり者の農家しかいないでしょう。

でも昔は、普通の農家でも、こういう野菜は大切にしていたし
販売しても、きちんと売れていたそうです。

加須で家庭菜園していたころに、地元の農家のおばあちゃんに教えてもらいました。

f0186462_171215.jpg


こぶたかなです。
ちなみに、このつぼみはめっぽう甘いです。

f0186462_1715357.jpg


ビ-ツです。

f0186462_1721891.jpg


チンゲン、やっとつぼみをつけたものが・・・
でも体自体が小さいので、あまり美味しくないかも?
と思いながら、食べてみたら、美味しかった!

f0186462_1734415.jpg


高菜です。

f0186462_174285.jpg
f0186462_174134.jpg


からし菜、これも元気いっぱい!
葉っぱも美味しいですが、これ全て入れると箱に入りきりませんので
中心部のところだけを、茎葉を落として、お送りしています。
いわば、「大吟醸からし菜」です。

栄養が全て成長点に集まりますので、栄養満点、ということで
とても美味しいです。

これ全て、この時期限定の美味しさです。
もう少し経つと、今度はつぼみに栄養が集中しますので
そちらが美味しくなります。

作り方がどうこう、とか、栽培技術がどうこうだから美味しいというわけではありません。

寒さに鍛えられ、陽の光を浴び、光合成を十分にして
そして、健康な野菜だから、美味しく、そして美しいというわけです。

だから、全ては、自然と野菜本人のおかげです。
こういう野菜を見ると、孫よりも可愛いかもしれません(笑)

ほっとんどの葉物の葉っぱが、光沢がなくなってきましたので
2~3日晴れれば、来週あたりから、つぼみのシ-ズン
個人的には、一年でも一番楽しみな季節です

[PR]
by chikomomorara | 2013-01-15 17:14 | 野菜栽培 | Trackback

よう分からんなあ

このごろ、日章旗というのは、本当に素晴らしいなあと思うようになってきました。

日本の国旗が嫌いな人には、」本当によその国に行ってもらいたいと思います。

f0186462_0182292.jpg

f0186462_0185094.jpg


右にたなびいて欲しかったのですが、風が左から吹いていたので仕方ありません。
国旗は「軍国主義を思い出す」とか言うバカがいますが、そういう人は
オリンピックも見ないんでしょうか?
本当に外国に行ってもらいたいと思います。
日本以外の国、どこへ行っても、国旗を侮辱する国民は、少なくとも逮捕されますね。
悪ければ、暴力を振るわれることもあるでしょう。

国というものは大切なものです。

ところで、尖閣もエスカレ-トしてきましたね。
中国空軍機がちょっかいを出すようになっているとのこと
やっぱり今年中に武力衝突はありますね。

前にも書いたとおり、「尖閣も沖縄も盗りますよ」と宣言している以上
必ず取りに来ます。
すぐに来ないのは、失敗して負けてしまうことが明らかなためです。
裏から言えば、成功するなら、明日にでもきます。

なんと言おうが、そうして他国を侵略して来た国ですから。

早くお付き合いはやめたほうがいい。

f0186462_0295215.jpg
f0186462_030820.jpg


ハウスの外から見ても、かれかれの状態になってきました。
明日か明後日あたりから、いよいよアスパラの全刈り作業に入ります。
この時期にこれだけ枯れているのは、初めてです。

f0186462_0325633.jpg

やはり今日も寒いです。強風が分かるでしょうか?
でも、ここで、この時期に強風といえば、北西の季節風
一日中、どんよりと時雨れるのが、当たり前の気候です。
ところが今日は、関東の冬のように、冷たく乾いた風でした。
どこかおかしいです。

f0186462_0331396.jpg
f0186462_0333069.jpg

カリフラワ-とロマネスコ、まだまだです。
f0186462_033446.jpg

小松菜のつぼみ一号です。

例年つぼみはもう少しあと、今年の冬は寒いのやら、寒くないのやら
よく分かりません。
[PR]
by chikomomorara | 2013-01-15 00:38 | 野菜栽培 | Trackback