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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

稲刈りできました!


稲刈り本日、出来ました
昨夜、遅くからからっと晴れたので、いきなり乾きました

この時期でも、晴れると、日差しの強さは関東の8月みたいなものですから
その上、風が吹けば、どんどん乾燥するんですね。

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こんな感じです。
左は、隣の田んぼのそば畑、種まきして約一ヶ月で、ここまで成長します。
右が、稲刈り前の田んぼです。

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今年の穂です。
やはり小さく、粒も小さいかなという感じです。

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コンバインで刈り始めます。
2条刈りの比較的小さな機械ですが、これでも手で刈るのとは大違い。
作業効率は、10倍以上違います。

これでも、国産高級車が1台購入できる価格です。

耕運機のように、歩いて押して刈っていく、バインダ-という機械もあるのですが
これならば、農家の納屋によく眠っていたりするので、1~2万円で
譲ってもらうことが出来ます、が、これまた、作業効率は5~6倍違う。

もっとも、1年に数日しか稼動しないコンバインや田植え機
何で、共同で使ったり出来ないんだろうと、不思議に思われる方が
いらっしゃると思います。

私もそう思っていましたから・・・

でも、農作業というのは、タイミングが非常に重要なんですね。
その上、天候で追い込まれることもありますから、例えば稲刈りでも
田植えでも、好適なタイミングというのは、けっこう数日間だったりするんですね。

そのタイミングを逃せば、品質が非常に劣化したり
後々の生育に大きく影響したりするんですね。

もちろん、いい機械があれば、非常に楽だということもありますし
「隣で蔵が建ちゃあ、わしゃ腹が立つ」といったように
常に近所を意識するというような、田舎の風土もあるのでしょうけれど・・・


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で、刈り取ったもみはコンバインからブ-ムを伸ばして、軽トラに積んだ箱に
入れていきます。

数年前までは、コンバインに積んだ袋に、もみを入れていくのが主流です。
(今でもそうですが)
その袋を、一杯になったら、あぜにとめた、軽トラに積んで行ったりするんですね。
これがまた、けっこぅな重労働です。

なれた田舎のおばあちゃんたちは、軽くこなしますが
(このあたりは、やっぱり経験がものを言います)
それでも、重労働には違いありません。

ですから、このようなコンバインがでると、やはり「いいなあ」となるんですね。
だれだって、そう思います。
そのくらい、やってみるときつい作業です。

今度はこの箱をそのまま、乾燥施設に行って降ろしてもらい、乾燥を依頼します。

乾燥から上がってきたら、もみすりして精米、その後、順次発送の予定です


# by chikomomorara | 2010-10-11 01:36 | 素人の米つくり

野菜の人生


いきなり寒くなりました
もう涼しいというより、寒いという感じですね。
ほんの1ヶ月前は、35度前後の毎日だったのですが・・・

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で、夏野菜のなかで、最後まで頑張っていたオクラ君
もう、さすがに元気がなくなってきた、というより
なかなか、実が大きくならなくなってきました。

さすがに、この気温では無理なようですね。
なんとも、このうすら寒いというような感じが分かるでしょうか?

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とは言うものの、花が咲かなくなったり、実がならなくなったり
元気がなくなってきたというのでもありません。

むしろ、この寒さの中で、賢明に花を咲かせています。

ところで、植物の目標というか、生きている意味をご存知でしょうか?
生きとし生けるもの全てそうですが、究極の目標は自分の子孫を残すことなんですね。
もっとも、人間の目標がそうであれば悲しいことなんですが
とにかく、植物も動物も、それに向けて一生懸命生きているんですね。

野菜も、決して人間に食べられるために生きているわけではありません。

ですから、このオクラも、「これだけ寒くなってきたら、こりゃまずい」とばかりに
懸命に花を咲かせています。
この寒さの中で・・・
けなげでしょう

花だけではなく、一生懸命に、新しい葉っぱを出して、最後の力を振り絞って
花を咲かせようとしています。

こんなのをみると、種をつけるまで待っていてやりたい気もするんですね。

植物は、まず芽を出したら、花を咲かせたりするまでに、まずは
そのエネルギ-を生み出すために、自分の体を大きくしようとします。
人間で言えば、18才頃まででしょうか?

このときは、どんどん栄養分を吸って、成長します。
これを栄養成長といいます。

ところがある時点で、今度は、成長を止め、花を咲かせたり
子孫を残すために、成長し始めます。
ここからの段階を、生殖成長というんですが
その作物によって、この1サイクルだけのものもあれば
栄養成長と、生殖成長を何度も繰り返すものもあります。

例えば、アスパラは、極短いサイクルでこれを繰り返す
というか、ほぼ同時に行っているように見える特殊な作物なんですね。

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左は、ブッロコリ-、右は白菜です。
まだこれからどんどん大きく成長する段階です。

どちらも、生殖成長の段階に入ると、葉っぱの色というか
つやが変わります。

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左はアスパラ菜、定植して新しい葉っぱがどんどん出始めました。
これは12歳くらいでしょうか?
右は、まだ苗の状態の、からし菜です。
これはまだ5~6歳ですね。

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左は、もうそろそろ収獲も終わりに近づいてきたバジル。
もうすぐに、花をつけようとします。
右は、青しそです。
もう種になってきていますので、葉っぱも役目を終え
黄色く枯れ始めています。

実はもう種になっていますので、もちろん食べることは出来ません。

ちなみに、生殖成長に入り、実がつき始めたら
葉っぱの栄養はどんどん実に送られますので
葉っぱ自体は、美味しくなくなります。

それどころか、虫に食べられないように、固くなったり、苦くなったりするものもあります。

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これは、20歳前後のナスです。
これからどんどん、花を咲かせ、実をつけるようになります。
ですので、それに応じて、ナスが要求する養分を与えてやらなければなりません。

熱帯産の作物ですが、意外と暑さには弱いですが
急に寒くなってきていますので、11月初旬までで終わりになると思います。

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エンダイブとわさび菜です。

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べかなと雑草に埋もれてしまった、高菜の苗です。
どちらも、水と太陽と養分があり、適温であればどんどん大きくなる
小学生の段階です。

野菜の成長のスピ-ドと雑草の生長のスピ-ドの違いが
お分かりになるでしょうか?

雑草ははるかにたくましく、成長のスピ-ドもはるかに速い
でも、このような中でも、きちんと育っている高菜も、巻けず劣らず
力強い野菜です。

高菜は順に定植し始めていますが、高菜とからし菜があれば
また再び、毎日パスタの昼食です
今もほとんどそうなのですが・・・(笑)

こうしてみると、野菜をはじめ、植物も生き物なんですね。
(当たり前なんですが・・・)
毎日接していると、生きているだけではなく
意思を持っているようにも思えます。

そして、一株一株、個性が違う

ですから、ただ単に、種をまいたり、肥料を施して
大きくなったらハイ出荷!
どれだけ収穫量があった、どれだけ儲かった!
というだけのものではないんですね。

アスパラはもちろんのこと、野菜も、やっぱり相棒のような気がします。
(子供というには、野菜に教えられているということもあり
おこがましいです)
お互い気心が知れてこそ、いい栽培も出来るのではないかと
考えています。

ちなみに、オクラ君には悪かったのですが
本日全て、「今までご苦労さん」といいながら
全て、抜かせてもらいました。

# by chikomomorara | 2010-10-06 01:24 | 野菜栽培

秋のアスパラ2回セット、最終追加しました


今シ-ズンアスパラの食べ納めです!春に次いで、甘いアスパラを、2回お届けです!【期間限定 数量限定】【送料無料_0927】+【10/3 20セット追加です】秋のアスパラ2回セット

日に日に、太いものが多くなっており、また明日から数日、からっと晴れるとの予報ですので
このくらいは発送できるかなとの判断です。

特盛りにせよ、穂先スペシャルにせよ、あと1ヶ月あるかどうかですので
この機械にぜひ食べ納めしてくださいね

「アスパラの旬はいつ?」とよく聞かれるのですが
2月下旬から10月まで、ほぼ8ヶ月にわたって収穫する作物ですので
何か旬があってないような気もします。

特に春からボイラ-など炊いて無理して作っているわけではありません。

春の収獲以降、親を立てて、その後は収獲することによって
アスパラ自体が刺激を受け、根っこも成長するといわれています。

ですので、半ば、収穫が目的というよりも、栽培管理のために
収穫することが望ましいという作物なんですね。

その長期間の中でも、もっとも美味しいのは春の出始め
次に、昼夜の温度差が出てくる、秋です。

美味しい旬という意味では、これからが第二の旬です。

ところで、新米、ご質問をいただきましたので

「自然乾燥(天日干し)ではないのか?」というご質問です。

そもそも、自宅用に作っているものなので
それほど、味にはこだわっていません。(と言い切っていいものかどうか分かりませんが)

アスパラに年から年中、かかわらなくてはならないので
米に時間は取れません。

まあ、そこそこできればいいだろうとのスタンスです。

そのくらい、野菜とお米では取られる時間が違うんですね。

ですから、兼業農家に、お米の農家はいても、野菜の農家というのはまずいません。

また野菜の中でも、アスパラというのは手間がかかる野菜の代表格ですから
(まあ、年間200日以上も、毎日、それも、ほとんど2回収獲する作物というのは
他にありません)水管理と、あぜなどの草払い以外には、時間は使っていません。

また、天日干しのほうが美味しいとは限らないんですね。
お米というのは、刈った後でも、まだ生きています。
ですから、刈った後に、架けてから、湿度の安定した秋晴れが続けば
いいのですが、曇ったり、雨が降ったりすれば、かえって逆効果になります。

ちなみに、お米は乾燥させたあとでも、籾殻のついた状態ではまだ生きています。
(これを保存して、そのまま種籾に出来ますので)
ところが玄米では、もう死んでしまっています。
(精米するともっと劣化が激しいですが)

ですので、農家では、保存する際には、籾の状態が常識です。
もちろん、うちでも、籾の状態で、冷蔵保存します。

話を戻すと、安定した乾燥具合に出来る、乾燥機での乾燥のほうが
美味しいことが多いそうです。

もっとも、名人が、恵まれた天候の中で、天日に干せば
そのほうが美味しいのは、言うまでもありません。

私の場合、お米は素人ですし、ましてや、時間も取れませんので
乾燥機での乾燥です。(これも委託で、プロに頼んでいます)

他の分野でもそうですが、意外とこういうことって多いと思います。

自分自身がかかわってきた業界では
「有機野菜はやはり美味しい」「無農薬は安全だ」
「学生のアルバイトばかりいる塾はダメだ」とかですね

野菜に関しては、野菜の美味しさは、まずは鮮度です。
次に作り方でしょうか?

有機肥料を使おうが使うまいが、窒素肥料をやりすぎると
間違いなく、まずい野菜になります。

また無農薬といっても、どこまで信用していいものやらということもあるし
虫に食われまくって、いじけて育った野菜よりも、幼少期、虫には食べられないで
健康に育った野菜のほうが美味しいということもあります。

また塾なんかで言えば、少なくとも、大手の塾では
講師の80%はまず、アルバイトの講師でしょう。
でなければ、経営が成り立ちません。

学生やアルバイトよりもやる気のない正社員もいますし
これも、人の問題ですね。

まあ、何でもそうですが、売り上げを上げようと思えば
「こういえば、こういうイメ-ジを持ってもらえる」というのが
ありますので、仕方のないところではありますね。


# by chikomomorara | 2010-10-03 23:30 | アスパラ栽培

今年の新米、販売開始しました

稲刈りが10/9の予定ですので、乾燥後、発送開始できるのが
15日頃からと思います。

10/9に雨が降った場合には、少し遅れます。

稲刈りは乾いた状態でないと、出来ないんですね。
穂が湿っていると、コンバインが詰まったりしてしまいます。
ですから、稲刈りは、夜露などが乾く、朝の10時以降16時頃までに
たいてい行うんですね。

また、当日ももちろんですが、前日に雨が降った場合など
コンバインが田んぼに入れないこともありますので
そういった場合にも、延期になることがあります。

どうも今年は、やはり猛暑の影響でしょうか?
粒が小さいような気がします。

そのほかは、昨年とまったく同じ作り方です。

当然、まだ食べていませんので
「こりゃ、美味しいですよ~」とはいえませんが
それなりに、美味しいと思います。

本当に、自家用米ですので、おすそ分けです

追加販売はありませんので、お早めに

ところで、まったく話は変わりますが、北朝鮮情勢、また緊張するんでしょうか?

というのも、吹上町上空を、米軍の輸送機が、訓練のために低空で航過するんですね。
決まって、夜の7時頃、300フィ-トくらいで通過します。

沖縄駐留の輸送機です。

航空ファンなため、爆音を聞くと、心躍るものがあるのですが
大体、温泉に行っている時に、それこそ、温泉上空を爆撃するかのごとく
飛んでいきます。

航空祭でもしないくらいの低空ですので、普通は驚いたりしますので
今までも問題になったことが有ります。

以前、北朝鮮がミサイルを発射した頃は
毎日、飛来していました。

わざわざ、沖縄から来るわけですから、よほどの必要性がないと
来ませんよね。
でも、イラクやアフガニスタンとは、地形が異なる

海岸が近くにあって、低い山が連なった地形で、アメリカと敵対する可能性がある
といえば、もう北朝鮮しかないですよね。

で、北朝鮮との緊張がいくらか緩んでいた、最近までは飛んでくることもなかった。

ところが、先週あたりから、毎日、飛んできています。
何かあるのかもしれませんね

# by chikomomorara | 2010-10-01 01:51

感動のアスパラ!


アスパラ、びっくりです
いきなり、糖度15度を超えてきました

びっくりですというのも
5月以降、さしたる盛り上がりも無い今年の、夏のアスパラでした。

何とか、この異常な天候を乗り切って、期待した9月の盛り上がりうもまたなし。

やっと、冷え込んできたため、甘いアスパラは出るようになってはいますが
やはり、さしたる盛り上がりもなく、このまま、シ-ズンを終えるのかなあ
といった状況だったんですね。昨日までは・・・

まあ、何とか、枯れることもなく、来年につなげられそうになっただけでも
合格点、その上、少しですが、春についで、甘いアスパラをお送りできるだけでも
良かったなあ・・・と思っていたんですね。

で、今度は、秋からの野菜に期待するしかない。
といううことで、今日も、まずは、葉物野菜の播種準備や、播種をしていたんですね。

とにかく、日が短くなる今の時期、種まきや定植が一日ずれると
収獲時期は、1週間とかそんなレベルで遅れてきます。

ところが、それが終わってから、アスパラの収獲に入ったら、手がべたべたです。
食べてみると、さらに甘い

昨日は、雨が降ったり、むしろ日照はなかった、夜の冷え込みも
さほど違わない、何がどうしたのか、とにかく、春に匹敵するほど甘い

おまけに、収穫量もいきなり2倍です

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昨日までは、一棟で、このかご半分もなかったのですが
この通り山盛りです。
かごを2つとか3つとか積んでいないところに、現れていますよね、驚きが・・・

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で、どうだろうと思って、帰って、すぐにパスタです
本当に細いものしか使っていませんが、まあ、春のときよりも
美味しく感じました。
糖度も15度以上です。

あまり期待していなかっただけに、サプライズという側面もありますが
自分自身では、今シ-ズンもっとも感動したアスパラです。

ということで、これは、買っていただくほかないですね

というか、「買いなさい」です(笑)

ここまで言うのは、春のホンの一時しかありません。
それに匹敵しました。


今シ-ズン最後のアスパラです!春に次いで甘いアスパラです!【期間限定】【9/26 20セット開始】秋のアスパラガス 秀品 L-M 1キロ


今シ-ズンアスパラの食べ納めです!春に次いで、甘いアスパラを、2回お届けです!【期間限定 数量限定】【送料無料_0927】+【9/26 20セット開始です】秋のアスパラ2回セット

もっとも、この傾向が続いて、収穫量が増えていくのか
一時的なものなのかは、もう数日みてみないと分かりません。

増えそうでしたら、追加販売を行います。

もしこの傾向が続くようでしたら、10月中下旬は、春を超える味になるかもしれません。
とはいっても、栽培技術が優れているわけでもなんでもなく
出してくれるのはアスパラです。

栽培している本人は、アスパラのことが、さっぱりわかっちゃあいないですね。

とにもかくにも、ベストな展開になっても、11月にはシ-ズン終了です。
その上、春よりも量は少ないので、このチャンス?をお見逃しなく

# by chikomomorara | 2010-09-29 01:44 | アスパラ栽培