もうすぐ、大変な豪雨が
2011年 08月 25日
お米は順調に育っています。
葉色もいいのではないでしょうか?
本当に素人なので、お米のことは皆目わかりませんが
まあいいのではないかと思います(笑)
やっぱり、アスパラ農家ですので
アスパラのことは多少は分かるのですが
それでも、分からぬことばかりで
ですから、他の作物については、よくわからないんですね。
10月には、稲刈りが出来るはずです。
販売については、未定ですが
これもまた、自給用に作っている農家から
少し購入することが出来るようになるかもしれません。
10月に稲刈りが終わって、採れる量により
決まりますので、今のところ、未定です。
ところで、放射能汚染、いやはや大変です。
自分が、お米を作っていなければどうするかということを考えてみると
やはり、本当に思案のしどころです。
というか、実は4月以降は、自分のところで作ったお米はなくなり
今は購入しているんですね。
(3月に東京でなくなったということで、売ってしまった)
今までなら、福島産の玄米を購入していました。
でもさすがに・・
ということで、ス-パ-で買ったりしています。
今食べているのは、青森の津軽ロマンです。
まあ、でもどうして、精米して売っているお米は
あんなにまずいんでしょうか?
そもそも、鹿児島のお米よりも本来はずっと美味しいはずなんです。
津軽のりんご農家で、研修を受けていたときも、津軽ロマンを食べさせてもらっていましたが
雲泥の差です。
ちなみに、今まで食べたうちでもっとも美味しかったお米は
加須の農家から分けてもらった、コシヒカリです。
有機栽培でもなんでもなく、天日干しでもない、普通に栽培されたお米です。
これは、まあ、甘くて美味しかった。
ところが、そのまま出荷され販売しているはずのJAの直売所では
それほど美味しくなかったです。
ブレンドしたり、何かするんですかね?
分かりませんが・・・
で、自分がお米を作っていなければ、どうするか?
お米の場合は、籾もありますし、精米してしまえば
あまり問題にはならないかもしれません、
で、多分、関東産のお米を分けてもらうようにするでしょうか?
もっとも、安全かどうか?については、行政もJAもまったく信用しません。
検出されようが、されまいが、どの道、隠蔽されると確信しています(笑)ので
自分自身が、どこまで納得できるかで、決めると思います。
とにかく、前にも書きましたように、この5ヶ月を見ていると
この国の行政も、マスコミも、国民の健康を害することが
存在理由のように思えてきましたので、自分自身で考えて
行動するしかありません。
ところで、先日、アップしましたカラ芋畑のその後です。
一日晴れた日がありましたので、やはり急いで農薬を散布していましたが
もうこの通り、葉っぱは全てなくなり、茎だけになってしまいました。
これから10月までに、光合成して芋が太ってきますので
ここまで、何もなくなると、99%、収穫はほとんどないでしょう。
このように、自然相手の農業は、1日か2日、対応が出来なかっただけで
まったく収入が閉ざされることがあります。
これを改めてみていると、心が痛みます。
自然の摂理ですから、これはこれで受け入れるしかありません。
このカライモが、復活して、収獲できるためには、新しい葉っぱが出て
光合成を活発に行い、どんどん新しい葉っぱが育ち、収獲時期を遅らせるしかないのですね。
ところが、ここまでやられると、新しい葉っぱを出すエネルギ-もなくなってしまいます。
また、仮にあったとしても、これからはどんどん日が短くなりますので
新しい葉っぱもあまりでてきません。
また、あせって肥料でも撒いて、力をつけようとすれば
(ありがちですが)
瀕死の病人に、どんどん食わせようということと同じで
根がしびれて、かえって、逆効果になってしまいます。
ですから、こうなってしまうと、多分、この作はあきらめるしかありません。
何か、今の日本の、あるいは世界の状況と同じかもしれませんね。
本当に、経済も完全に打つ手がなくなってしまっています。
残念なことに、早晩、クラッシュするしかないんでしょう。
東証もずるずると下げていますね。
もっろも悪いパタ-ンですね。
欧州も、金融株を中心に、融け始めています。
多分、大変なことになると思います。
日本にしても、これだけの財政赤字を抱え、国土は汚染され
高齢化は進み、政治は機能せず、その事実を報道もされない。
大体、毎月国債の償還が、借り替えなければ返せないということ事態が
異常ですし、金利が2%上がっただけで、もうお手上げになってしまいます。
2%と言っても、何も異常な高金利ではなく、普通の正常な金利に戻るだけです。
普通の金利になっただけで、財政破綻ですから、やはりこんな状況がいつまでも続くとは思えません。
世界一の債権国ですが、そのほとんどが、米国債
不良債権になってしまって、回収不能の蓋然性が極めて高い。
どういう事態になるか分かりませんが、少なくとも、
汚染されていない食糧どころか、食べるものすら、手に入らない事態が
起こるのではないかと、心配しています。
原油が入ってこない、大豆が入ってこない、小麦が入ってこない
といっただけで、いとも簡単にこういう事態が顕在化するでしょう。
お米の買占めとかではなく、早く、少しでも自給できる体制を整えたほうが
いいと思います。
前の戦争の時には、まだ日本の農業が機能していた。
ところが今はまったく違います。
野菜にしてもお米にしても、原油が入ってこなければ
まったく何も出来ませんし、肥料がなければ
満足に作れなくなります。
少しでも、家庭菜園を始めたほうがいいと思います。
by chikomomorara
| 2011-08-25 01:38
| 農家のここだけの話