寒くなりました!
2011年 10月 27日
寒くなって来ました!
最低気温は、鹿児島市内と比べると、4~5度は低いので
今朝は、初めて10度を切って、7度でした。
カラッとした晴天でしたので、野菜は元気いっぱいです
じゃがいもです。
葉っぱ全体で、太陽エネルギ-を受け止めています。
これからはじゃがいもにつく虫もあまりいないので
このまま収穫まで行けそうです。
収穫は、霜の降りる12月になってからです。
カ-ボロネロ、もういくらでも葉っぱを収穫できるようになりました。
少し苦味がありますが、ミネラルや鉄分に富んでいるそうです。
どちらもキャベツの仲間、ブロッコリ-と紫カリフラワ-です。
チンゲン菜もこのとおり、かなり肉厚になってきました。
このくらい、葉っぱが厚く、緑色も濃くなってくれば
加熱調理したときにも、うまみがあります。
結球白菜と巻かない花心白菜、結球白菜もこのくらい
太陽を浴びて、葉っぱが元気いっぱいのほうが
鍋物には美味しいです。
漬物には、巻いて白くなったものが美味しいです。
赤カブ、収穫まであと1ヵ月でしょう。
関西ではおなじみのしろなと、赤ダイコンです。
しろなは普通の菜っ葉ですが、売っているものはもっとひょろっとして、色白です。
初期成育ではまずは根っこを張らせて、力強く育てると
このように、いい緑色になります。
ミニ青梗菜と、春菊。
チンゲン菜も、レストランにはこのくらいのものが喜ばれます。
皿にのせて、ちょうどいいからなのでしょう。
超高級フレンチの店にも、送っています。
(中華ではないんですが・・・)
寒くなってきて、小松菜も肉厚に、エンダイブも元気いっぱいに育ってきました。
みずなと赤みずな、これまた、気温の低下とともに
赤さが増してきました。
レストランではこの赤さを生かして、サラダに使いますが
別に加熱して食べてもOKです。
からし菜と高菜です。
からし菜はエビと、高菜はイカと相性がいいです。
高菜も、この大きさはまず売っていません。
漬物用として営業用に植えた場合は、まだまだ苗から少し育った程度です。
でもこの大きさくらいがもっとも美味しい。
家庭菜園ならではの高菜の味です。
大きいほうの畑です。
このように、ひとつの野菜は、ほんの10メ-トルほどしか栽培していません。
ですので、収穫してしまうと終わりです。
普通プロの畑は、全面単一の作物です。
例えば、高菜なら、この20倍くらい植えないと、採算にのりません。
そのほうが確かに効率的です。
端からいっせいに耕して、苗を植えていって
収穫も端からいっせいに・・・
ところがそうすると、1000万円クラスのトラクタ-は欲しいですし
人出も必要です。
その人手が今は確保できなくなってきています。
そこで、中国人の研修生やらを、安くこき使って・・・となるわけです。
まあ、プランテ-ションみたいなものですね。
多分、TPPやら、農業特区となると
そこで働くのは、日本人、経営は実質的には外資ファンドとなるんでしょう。
作った作物は、輸出に回し、日本人は食べられない
必ずそういう時代が来ます。
日本人が食べられたにしても、美味しい高菜は出来ません。
何せ、早く大きくし、極限まで育てて、病気になるかとう立ちするか
ぎりぎりまで引っ張ります。
(重量で売り上げが決まりますので)
もちろん、肥料は化学肥料、寒さに向かうこの時期
露地で、有機肥料など使った日にゃあ、効きが悪いですから。
まあ、全ての野菜が、そういう風になってしまっていますが・・
やはり味を求めるなら、家庭菜園です。
紅心ダイコンと、普通のダイコン
紅心ダイコンは、大きいものから収穫を少しずつ始めました。
普通のダイコンは、2~3週間後です。
反対側の畑です。
ゴボウも元気いっぱいです。
11月~12月はこのように、晴天が続き、気温もいい具合に涼しく
虫も病気とも無縁です。
こちらでは、もっとも野菜が作りやすい時期です。
今年もこういう天候が続いてくれればいいのですが・・・
1月になると、一転、北西の季節風が吹き、毎日寒い曇天が続きます。
昨年は、年末から何度も大雪になり、雪が融けず
1ヶ月以上、ほぼ毎日霜が降りるというか、地面が凍るような
1月でした。
とにかく、順調なときに、美味しい野菜を満足していただきたい
と思っています。
by chikomomorara
| 2011-10-27 01:19
| 野菜栽培