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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

敵は本能寺


今年最後の晴天でした。

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今年は、秋をあまり感じることなく、夏から一足飛びに冬になってしまったような
変な天候ですが、今日は、小春日和のような、春を感じさせるような
妙な天候でした。

葉物野菜も大半は収穫しており、これからはつぼみなど
春を感じさせるものが中心になります。

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冬野菜の定番、ほうれん草もかなり大きくなってきました。

普通、ほうれん草は(その他の葉物もそうですが)
種蒔きした後は、できるだけ短期間に、それも同時期に収穫できるようにするのが
栽培技術になっています。

ですから、ほとんどがハウスの加温栽培です。

また、緑色が鮮やかになったほうが美味しく感じますので
栽培後半に、チッソを効かせて、色を出すようにします。

そして、栽培後半にチッソを効かせると
未消化チッソが多くなり、病気には弱くなりますので
べろ~っと葉っぱが大きくなり、「これから病気になりますよ~」というところで
いっせいに収穫することになります。

当然、味は薄く、でもチッソ臭さは一人前にあるような
美味しくない、ほうれん草になってしまいます。

他の葉物もそうですが、加熱しないのに鮮やかな緑色の
野菜は害して美味しくありません。

葉物だと、収穫時期を迎えたころに窒素が切れているようなもの
少し黄色がかったような葉物が美味しいです。
でも、家庭菜園を除きそういう野菜は、まず流通にはのりませんが・・・。

ちょうど、その時期の雑草の緑色と同じような色のものが美味しいです。
少し覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、うちの野菜はアスパラも含め
全て緑色が薄く、理由はそういうところにあります。

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カリフラワ-ですが、まだまだこういう状況です。
今年はなかなか、つぼみがつきません。

もっともこれからの時期なので、昨年よりも虫のつき方は
さらに少なくなると思います。
(寒さで、ほとんど虫はいませんので)

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今年はどういうわけか、この時期になってもてんとう虫が結構います。

アブラムシを食べてくれる益虫なので、えさになるアブラムシが
多くなければいけないのですが、それもいません。


野菜の出来具合もそうですが、天候も虫や病気の状況も
一年として同じ年はありません。

自然と生き物相手の農業ですから
当たり前かもしれないです。

明日は朝から雨のようですが、明日以降も収穫発送は行います。

(おまけ)

色々とあった一年でしたが、今年もありがとうございました。

本当に首の皮一枚で繋がっているような今の日本ですが
安倍首相になって放蕩によかったと思っています。

前にも書きましたように、戦後レジュ-ムからの脱却を図るということは
米中露を本格的に敵に回すという事ですから
命を賭けてやらなければできません。

普通の独立国としてやっていくためには
やはり、50年とか100年とかの時間がかかるのでしょう。

まずは、日銀法の改正からですね。

マスコミの論調では、日銀が正義の味方であるように
報道されていますが、日銀こそ諸悪の根源でしょう。

中国共産党を支えているのは、日銀です。
意図するところがあるのかどうかわかりませんが
結果はそうなっています。

日銀法が改正され、過度な独立性が担保されたのが
1998年、竹下内閣の時です。
それによって、好き放題に、金融政策ができ
誰もその責任を追及できないような状況になってしまった。

で、それ以降、デフレ政策推進するかのような
政策がずっと採られています。

そのデフレにより、日本の産業が空洞化し、雇用も失われ
技術もどんどん移転し、日本経済が衰退しています。

そして、日本経済に止めを差すのが
増税です。
税率を上げても、名目GDPは減りますので
税収はかえって減ります。
デフレ下で増税を行ったのが、橋本政権のとき
実際に、税収は激減しています。

今の日本でそこまで行けば、本当に死んでしまいます。
それこそ、財政再建どころか、日本の国民経済は死んでしまいます。

それはまさしく、敵国にとっては願ったりかなったりです。

マスゴミも全てそうですが、財務省も、とりわけ
日銀は敵国の意に沿っての行動なんでしょう。

竹下も橋本も親中の田中派のですし
白川も、例の「暴力装置官房長官」押しでしたから
奇妙な一致です。

ちなみに、日銀は政府関係機関でもなんでもなく
一民間銀行ですね。
それを支配しているのは、国際金融資本
中国共産党も、同じく、国際金融資本が支えているともいわれています。

次の日銀人事が、天王山ですね。

by chikomomorara | 2012-12-30 01:38 | 野菜栽培