粉体研究所
2013年 05月 09日
アスパラガス、順調に親茎が揃いつつあります。
予備に細いものを立てたところは、太いものに更新していきます。
ほんの一部ですが、まだこのように新しく萌芽し始めた株もあります。
これから、再び堆肥を入れ、土壌分析の結果に基づいて、肥料をいれ
微生物資材、その他の資材をいれたうえ、通路部分を耕します。
通路とはいえ、この部分に根が張りますので、本格的に耕すのは
この時期しかできません。
今回、試験的に入れてみた、鉱石の粉を、全てのハウスに入れてみることにしました。
この粉を販売している、小窪さん。
一部のハウスだけ、この春、堆肥を入れたときに、この鉱石を混ぜてみました。
実は、農業をしていると、このような売り込みは結構来ます。
クラスタ-を小さくした電子水だの、イオン水だの、サンゴの粉やら、微生物資材やら
こういうのが、結構高い。
まあ、こういうのを入れたからといって、因果関係はあまりよくわからないことが
多いものです。
ですので、まずほとんど信用しないことにしています。
話を聞くのも、時間の無駄なので、はっきりと「要りません。話を聞く時間も無いし、聞く気も無いので」と
断ります。
ちなみに、ネットショップをしていても、こうすれば売り上げが上がる、とかなんとか
いろんな営業の電話などが来ますが
こういうのも、同じように一切話は聞きません。
ですので、この、鉱石のときも「胡散くせえなあ」とは思ったのですが
なにやら、感じが違う。
はったりがないというか、誠実そうな感じだったので
試しに、一部のハウスだけ、入れて見ることにしました。
もっとも、春のアスパラの出具合は、もう昨年の秋の時点で決まっています。
ですから、この資材の良し悪しというのは、分からないんですね。
生育状態が分かるのは、むしろ地上部が出来るこれからです。
鉱石の働きにより、微生物が増えて、土がよくなるとのことですが
驚いたのは、ミミズが爆発的に増えたことです。
もともと、全てのハウスで、有用微生物が増えるように、土つくりを行っています。
他のハウスとの違いは、この鉱石を入れたことだけです。
とにかく、畝の上を少し押してみただけで、ミミズが何匹もでてくる。
多分、この資材の効果だと思いましたので、今度は全てのハウスに堆肥に混ぜて
入れてみることにしました。
全てのハウスがそのようになればと、少し楽しみです。
ちなみに、この鉱石、以下のところで製造・販売しています。
粉体研 鹿児島県鹿児島市紫原4-21-15 FAX 099-285-2189
アスタマニャ-ナとトラットリアVINOさんの、平田さんと松山君。
ずっと毎週、野菜を買いに来てくれています。
小窪といい、このお二人といい、また先日のトップシ-ンの山崎さんや西島さんといい
昨年から、いいご縁にめぐり合えているように思います。
あのアスパラの大異変から4年目ですが
このときに熱心に指導をしてくださった、肥料会社の堤田さん、この方のおかげで
土がどんどんよくなって、アスパラも回復しました。
また、この異変がきっかけで、露地野菜も始めたわけですし
料理人の小林君とも、知り合えた。
そこから、どんどん人の輪が広がって・・・
そこへ、昨年後半から、本当にひょんなことから
焼酎もろみ液を発酵させた、微生物資材も大量に使うようになって
どんどんいい方向に引っ張ってもらっているように思います。
本当に人とのご縁に感謝です。
ハウス内のきゅうり、あと1週間ほどで、多分バブルになります。
露地野菜は、連日晴れて、まったく雨が降らないので、からっからですが
少しずつ成長しています。
明日、半月ぶりにまとまった雨が降るようなので、水をもらって、いきなり大きくなることと思います。
露地のインゲンが出来始めたら、少しは野菜セット販売できるようになると考えています。
by chikomomorara
| 2013-05-09 23:10
| アスパラ栽培