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エコファ-マ-が農園から、安心と感動を発信します。


by chikomomorara

あさってから発送開始します

夏アスパラ、大変お待たせいたしました!

あさってから発送開始できそうです。

当初は、1日2件とか3件ですが、1週間後あたりは20件以上になっていると思います。

発送は、受注順にお送りしますので、今しばらくお待ちください。

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今日のハウスです。

予備的に立てた細い茎がありますので、まだ込み合っています。
また、すそも刈って、株元に日が差し、風が通るようにしておかなければなりません。

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一挙に刈ると、ショックが強すぎて体調を壊します(アスパラの)ので
収獲時に少しずつ刈っていきます。

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これぞ、夏アスパラ、親茎が盛んに光合成をはじめたものから
萌芽し始めました。

これを収獲することにより、新たにその横から、次々に萌芽してきます。
逆に放置すると、この新しい芽が伸びて、光合成をし始めたら
またその横に出てきます。
そうして8~10本ほど、親茎が密集すると、新たなものは出てきません。

露地栽培のものは、春アスパラ終了後、原則として放置するものがほとんどです。
さすがに露地でも込み合って、風も通らなくなり、日差しも入りませんので
病気の危険性がかなり高まります。

そのときには、収獲もしないので、殺菌剤をかなり頻繁にかけることになります。
(来年春までは残留しないので安全ではあります)

関東以西の作型は、こちらと同じく夏の間も、間引きをかねて収獲を続けます。

ですので、春芽だけ収獲する作方と比べると、収穫量が5倍以上になります。
この頃は、北海道でも、立茎栽培にチャレンジするところもあるとか?

でも、北海道は夏も短く、ましてや、短い夏の間には、他の露地作物を大々的に作っているので
アスパラのように、毎日手作業で収獲せねばならないようなものは、採算にあいません。
ハウスで、ちまちまと、集約的に手をかけて栽培しているのは主に九州です。
ですので、アスパラの栽培技術の最先端地域は、九州、とりわけ、佐賀・長崎です。

アスパラに戻ると、こういう風に9月まで収獲を続けることにより、燐芽という、芽が出るところの土台が
どんどん広がり、そこから下に根も形成されるため、結果として、根量も多くなり
翌年の春芽の品質が決まります。

これから、夏のアスパラを収獲し続けますが、その収獲作業は
来年の春をにらんだ作業でもあるわけです。

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ハウス内のきゅうりが、急に出来始めました。

出始め出元気なため、甘くて美味しいです。
きゅうり農家なら、この木の樹勢をコントロ-ルしながら、何ヶ月も収獲することになりますが
うちは、アスパラ農家ですので、1回目のピ-クを過ぎれば、もう終わりです。

樹を見て、神経を使ってという作業は、アスパラでしなければなりませんので
それで手一杯なためです。

露地にもありますが、きゅうりは7月まで、もういいというほど食べまくることになります。

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これは残念、残念です。

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いつもは、秋しか作らない白菜
今年はガラにもなく、春に作ってみたのですが
すべて廃棄することになりました。

多分、虫にやられて、きちんとできないだろと思っていたのですが
今年は、5月まで寒い日が続き、虫もあまり居なかったため
きちんと巻いたのですが、巻いたあと、さあ収獲という段になって
先週の連日の暑さ、まるでフェ-ン現象のように、熱風と照りで、中が蒸れて
ほとんど傷んでしまいました。
外見はなんともないのですが・・・
巻きが甘くても、10日ほど前から収獲すればよかったと思います。

全て抜いて、気を取り直して、かぼちゃを植えていきます。

by chikomomorara | 2013-05-30 00:11 | アスパラ栽培