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by chikomomorara

稲刈り無事終了

今年の稲刈りが、ようやく無事終了しました!

「無事」というのも、今年は今迄でもっとも異常気象に悩まされた年だったからです。

実際、山のほうでは、もっとも水が必要な時期に、
田んぼの水が来なくなったり、半月以上も田んぼがからからになって
地面がひび割れてしまった。

待望の雨が降ったと思ったら、今度は降りすぎて、水路から大量の水とともに
ごみなども流入したり、田んぼの外が水で流されて崩れてしまったりと
波乱の年でした。

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幸い、うちの地区ではぎりぎりのところで、ため池に水がたまり
何とか無事に実りました。

でも、稲刈り間際になって、先日の台風の強風で、稲がベタごけ寸前になりました。

明日は雨の予報なので、このまま、大雨でも見舞われると、更にこけてしまい
稲刈り藻大変になってしまいます。

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まあ、ここまで、実ったので、感謝感謝です。

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いつもどおり、福留さんに刈ってもらいました。

まずは外周から刈り取ります。

2条刈りのコンバインなので、車でいえば、コンパクトカ-のクラスでしょうか?
それでも、手刈りはもちろんのこと、バインダ-(耕運機のように、乗用ではなく、歩行タイプのもの)
に比べても、5倍くらいはスピ-ドが違います。

これでも200万円以上します。

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多少倒れた稲でもどんどん刈り取ります。

コンバインというのは、稲を刈って、、籾と稲藁に分けて(脱穀)もみをふるいにかける機械です。

バインダ-だと、刈り取って束ねるところを機械でするだけですので
その後、ハ-ベスタ-という機械で、脱穀する必要があります。

今は、ほとんどがコンバインなので、バインダ-とかハ-ベスタ-とかは
ほとんど古い農家の納屋に眠っていることが多いです。


コンバインに限らず、農業機械や建設機械といったものは
少し大型になれば、あっという間に価格が5倍10倍に膨らみます。

でも、コンバインでも2条刈りを4条刈りにすれば、作業効率は2倍ではなく3倍以上になります。

また体も楽なので、大きなものを使ってしまうと、まず元には戻れません。

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雨が降る前に急いで刈ったと言うのは、稲刈りが難しくなるからなんですね。

当たり前ですが、田んぼというのは、水をためるようになっています。
そのままではぬかるんで、機会が入りませんので、稲刈り1週間以上前から
水を落として、地面がぬかるまないようにしておきます。

また、稲自体も、夜露で濡れたり、葉っぱが水分を吸って濡れたりすると
脱穀の際に詰まったり、機械の不調の元になります。

なので、稲刈りも乾いている10時頃から16時頃までしか行えません。

地域によって、稲が育つ最適な時期というのは、これまた当たり前ですが
同じです。
だから、田植えも、ほぼ1週間~2週間くらいに集中します。
その中でも、天候を見ながら、最もいい日というのは、数日です。

稲刈りはそれ以上に、集中することが多いです。
その上記のように、天候に追われて作業を迫られますので
どこでもここでも、コンバインで稲刈り中という光景になるわけですね。

コンバインというのは、稲刈り以外には使いませんので
稼働日数は年に数日です。
田植え機も同様。

ならば、数人でシェアして使ったほうが効率的だと考えがちですが
だれでも、使いたい日は、一致していますので、無理なんですね。

また、面白いことに、農機具というのは、使いたいときになぜか決まって壊れる。
自動車のように、毎日動かすということがないからなんでしょう。
そして修理費用がめっぽう高い、修理にも時間がかかったりすると
使えるようになるまで、数日かかることもあります。
その後、天候しだいによっては、例えば稲刈りが1週間後とかになったりする。

当然品質も低下、台風でも来れば一等米が二等米になったりする
そうすると、収入は半減以下とかになるわけで、人間関係悪化につながったりもします。

だから、どこの農家でも、一通りの物はそろえるわけです。
あるいは、作業委託したりする。

まあ、このあたりの事情は、実際に農業に携わってみないと分かりませんし
自分でやってみると、「なるほどなあ」と納得することも多いわけです。

机上の知識だけで議論したりすると間違ってしまう、そう思います。

TPPがらみでは、「攻めの農業」やら「生産性云々」やらやたら
分かったようなことを言う馬鹿がいますが、実際に農業をしてみて
議論してもらいたいものだと思います。(無理でしょうが・・・笑)

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ともあれ、今年の稲刈りは無事終了、コンバインの中にあるもみは
パイプで、コンテナに積み、乾燥作業に出していますので
明日かあさってには引き取りになります。

やはり、新米楽しみです。

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by chikomomorara | 2013-10-10 23:31 | 素人の米つくり | Trackback