バルチック海運指数
2016年 01月 22日
全刈作業、2週間でここまで到達です。
真ん中のネットを上まで引き上げ、下の部分の茎を刈る準備をします。
茎葉が絡まりあっているので、ネットからはずす作業はかなり時間がかかります。
その後、潅水ホ-スをはずして上に引き上げます。
地面から上には、アスパラしかない状態にして、地際から切っていきます。
その後、刈り取ったものを何十箇所にもまとめて、外に持ち出します。
先日から、強い冬型が続き、3日ほど、台風並みの暴風が吹き荒れました。
日照がないので、露地野菜はほとんど成長していません。
雑草だけは、じわじわと根を張って、少しずつ、大きくなっています。
今週末から、今年一番の冷え込みとなり、日曜日には雪も予想されています。
20センチの積雪もとの予報もありますので、露地野菜はどうなるのでしょう?
大きくはならないものの、強い冷え込みで、どんどんおいしくなっています。
みぶななどは、こくがあり、甘さも出てきましたので、この時期ならではのおいしさです。
毎日、ラ-メンに入れて食べています。
(おまけ)
年が明けてから、すさまじい勢いで、危機的状況が顕在化してきましたね。
中でも、バルチック海運指数が下げ止まらないまま、すごい水準まで暴落しています。
株式投資をしている方はご存知と思いますが、このバルチック海運指数というのは
ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数です。
バルチック海運取引所は海運会社やブローカーなどから鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する外航不定期船の運賃を聞き取り、結果を取りまとめて同指数を算出、発表しています。
基準となる1985年1月4日を1000として算定しています。
要するに、世界の荷動きを反映する指数なので、この指数が中期的に上がる方向であれば
世界の荷動きが激しくなっているということであり、好景気に向かっているということです。
この指数が上がり始めれば、コモディティ関連の株は買われることになります。
逆に下がり始めれば、不景気に向かうということなんですね。
ちなみに、2008年5月20日には過去最高の11793を記録しており、リーマンショックの際には
2008年12月5日には663をつけています。
で、本日現在はというと・・・・過去最低の358です。
もう少しで、リ-マンショックの際の半分になろうとしているわけですね。
そのくらい、荷動きがなくなっているということです。
もうすでに、すさまじい勢いで、信用収縮が起きているということですね。
全世界で、通貨危機が起こっても不思議ではないでしょう。
そして、社会的には中東情勢や、欧州の情勢がどうしようもないところまで混乱しており
米国はといえば、大統領選挙の年でもあります。
何が起きても不思議ではないでしょう。
by chikomomorara
| 2016-01-22 00:13
| アスパラ栽培